〇フェカリス菌とは?


正式名称は「エンテロ・コッカス・フェカリス菌」。

長寿の家系の乳児(日本人)から発見されました。「フェカリス菌が長生きに関係しているのではないか?」と様々な研究がなされた結果、免疫力を上げるなどの素晴らしい効果を持つことが実証されています。

通常の乳酸菌が「(かん)(きん)(細長い形状)」であるのに対し、フェカリス菌はそれより5分の1から10分の1の大きさの「球菌(丸い形状)」です。つまり、同じ量で比較すると、5倍から10倍の数になります。

加熱製法により殺菌・濃縮し、一度により多く摂取できるように改良されたフェカリス菌は、熱や酸に強いので胃酸や胆汁で変質することなく、効率的に腸まで届きます。腸内ではビフィズス菌などの善玉菌の餌になり、善玉菌の数を何倍にも増やしてくれます。

腸内細菌バランスを整えることは、健康維持に非常に大切です。食生活の乱れやストレス等により、ビフィズス菌が不足しがちな現代人にとって、“フェカリス菌”は強い味方になります。

今までの乳酸菌製品は、善玉菌を生きたまま腸に届けて増やそうという発想でしたが、“フェカリス菌”を摂取して腸内で善玉菌を増やそうという全く別の発想の乳酸菌製品は、今後日本の食文化を変える可能性があります。