ピンク・フロイド      狂気             マスターピースと呼び名の高いアルバムですが、私が最初に聴いた17歳の時には「退屈でつまんねぇなぁ・・・」と、ハードロックばかりを聴いていた高校生にとってはその良さがぜんぜん解らず、2、3回聴いて中古レコード屋送りでした。確かに、ガキにはフロイドはわからないでしょう。ところが、頭の中にタイムや、マネーの曲の残像がのこり、CDで聴きなおしてみると、その良さがじわりじわりとわかってくるのです。そして、気がつけば、いつの間にやらフロイド中毒。怖いですねェェェ・・・楽曲やコンセプトはもちろんですが、音質、ミキシング、の絶妙なバランスを作り上げたエンジニアのアラン・パーソンズの手腕も素晴らしいですね。最近スーパーオーデイオCDで再発されてますが、まだ入手していません。5・1chで聴くとまた新しい発見があるかもしれませんね。                      特に朝に聴きたいのは、4曲目の虚空のスキャットですね。この言葉にならない女性ボーカリストの叫びを聴くと、大地が、地球が、全ての生命を思い泣き叫んでいる、そんなイメージを抱き、時には鳥肌が立ち、涙を流してしまう時もあります。
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                                                                                                             イエス   こわれもの                                                        朝に聴きたい音楽と言えばやっぱりイエスの「燃える朝焼け」ですね。いやぁ、この曲を初めて聴いたときは凄い衝撃をうけました。背筋が痺れる程のスピード感あふれるギターとベースのユニゾンリフで始まり、しつこいぐらいに繰り返されるブレイクが続くとともにスピードをさらに加速させるオルガンが突風のように飛び交い、盛り上げるだけ盛り上げといて、いきなり静寂の崖っぷちに突き落とす・・・・そして、やっと繊細なボーカルが囁きかける。なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!!それまでの自分の音楽的常識を木っ端微塵に破壊してくれました。先の読めない展開、静と動を複雑に絡めながら進むリズム、3曲分ぐらいのアイディアを詰め込んだメロディ、宇宙の創生をイメージさせるダイナミズム、予想を裏切るラスト、凄すぎます。             ちょっと前にこの曲がテレビドラマや映画に頻繁に使用されてましたが、自分のイメージと映像のイメージにギャップがあって、安易に使ってくれるな・・・・・と密かに嘆いていました。それほどこの曲は偉大なのです。
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                                     パット・メセニー  オフ・ランプ  私は日の出を眺めながらドライブするのが大好きです。夜の星空から、透明なブルーに溶けてゆく空、すべてがリセットされたような新鮮な空気、まるで意思をもつように行進する雲たち、水平線から湯気を立てて昇る太陽。そんな風景にマッチしたBGMがあれば、全てがドラマチックに見えてきます。メセニーのオフ・ランプは、1曲目から鼓動に似たリズムがムードを盛り上げ、シンセギターが陽光のように輝きます。                         
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