NT市場、ハイテク株の買い戻しがあり、米中首脳会談に向けての期待はあるのですが、原油価格が大幅下落です OPECが来年の増産見通しと需要減の観測を出しました WTI原油先物は1バレル55.69ドル、4%以上の大幅下げです で、ダウ平均はー0.40%、NQは0.0%、S&Pはー0.15%です 上昇セクターは金融、資本財、公益、下落セクターは生活必需品、ヘルスケア、エネルギーです ドル円は113.75円、で、シカゴ日経平均先物は21740円、先日終値は21810円です ユーロドルはユーロ売りが続いており、200日移動平均線を大きく割り込んでいます ドイツの政情不安にイタリアの財政不安を抱えています 景気自体も低迷してきています ただポンドはEU離脱への関税同盟締結への期待から上昇です 中国経済はGDP成長率減速、人民元安が続いています 政府としても固定資産形成より減税策と規制緩和に重点を置いています アメリカとしては市場開放を求めています その点で折り合えるかです 

とは言うものの、アメリカの経済1強とはいうものの、銀行株は下落、アメリカが一年以内に景気後退に陥る確率はじり高です 景気後退は不可避でしょう 

ただ当面の日本株については海外勢の売り越し、特に先物の売り越しが溜まっており、流石に割安に過ぎてそろそろ買い戻しが出そうです 本日の日本の7-9月期GDP速報と中国株の動向次第では戻り相場になります 

国内個別株材料ではリクルート純利益最高、東京精密純利益上振れ、ワールド純利益14%増、朝日院テク28%増益、大塚家具赤字幅拡大、これには中国企業の支援期待が出ていますがまだ明確にはなっていません サイボウズが純利益61%増、これは動くでしょう 

今日の決算発表は三井住友FG,日本郵政、みずほFG,大塚HD,電通、出光興産、昭和シェルと言ったところです