亀田縞に無地があるのをご存知でしょうか?

 

 

 

グレー、黒、紺、茶、エンジの5色。
渋好きな私にはタマラナイ色ばかりです。

 

で、今日私が着ている亀田縞は黒の無地です。

 

 

 

 

よーーーく見ると斑に色が染まっているのがおわかりでしょうか?

これが「亀田縞」特有の「スペック染め」の特徴です。

 

 

「スペック染め」とは・・・
染料をカプセル化し、
その染料カプセルを糸にまだらに付着させ、
繊維の色にまだらを作り、
かすれたような自然感覚に染め上げます。
新潟でしか出来ない特殊染色といえます。

 

かすれたように染まる為
ジーンズを洗って染料が程好く落ちたような
味があり、温かみを感じる風合いに仕上がるのです。

 

また、綿100%ですので
自宅でお洗濯すればするほど
更に味わい深い色になっていきます。

亀田縞は最盛期の大正時代には
660軒もの織物業者さんがあったのだそうです。

しかしながら、今では2軒のみとなってしまいました。

それも70年ほど前に一度途絶え、
平成17年(2005年)に復活し現在に至ります。

和genオープンは平成17年12月10日。
そうです和genオープンの年に亀田縞は復活を遂げたのです。

そんな亀田縞の復活とともに歩んできた和genですから
亀田縞を応援しない訳にはいきませんよね。

只今製作中の私の7着目の亀田縞の着物の柄はこちら・・・

女性用としても人気の柄で
赤いラインがとても印象的な縞柄です。

 

亀田縞の良さとして昨日は
①「丈夫さ、耐久性」をあげました。

今日は
②「生地の風合い」です。

昨日も申しましたワッシャー加工を最初から施した後
天日干し風の仕上げにより
非常に柔らかいソフトな仕上がりになります。

普通の生地は水通しなどをした場合
伸子張りのようにして両端を引っ張りながら干さないと
均一な巾を保てません。

「亀田縞」は天日干し風仕上げといって
自然な乾燥で綺麗な巾に仕上がるほど
生地がしっかり打ち込まれているということです。

ですので、柔らかい風合いでありながら
しっかりした丈夫な生地という
一見、相反してしまいそうな特性を兼ね備えた木綿といえるでしょう。

そんな丈夫でありながら柔らかい肌触りが
私が「亀田縞」を愛してやまない
最大の理由といっても過言ではありません。

 

と言う訳で本日も亀田縞を着用。

 

昨日の紺の縞の色違いのエンジの縞。

こちらも10年前に仕立てたものです。

・・・つづく

先日私がこよなく愛する木綿きもの「亀田縞」の
新展開を探る2回目の会議
「亀田縞2ndバージョン委員会」が行われ
初めて参加させていただいてきました。

そこで、亀田縞の価値、希少性、
他の木綿には無いところなど
亀田縞の持つ特性を元に
これからどのように展開していけば
もっと亀田縞が広く知れわたるか意見を出し合いました。

 

私は和genオープンと同時期くらいに
亀田縞を着始めましたので
かれこれ10年以上愛用していることになります。

只今、「亀田縞」のきものを6着
作務衣を2着持っていて
現在7着目のきものを誂え中です!

こちらの本日着ている
紺の縞の亀田縞は
10年前に一番最初に誂えた「亀田縞」です。

 

先ほどの会議の「亀田縞」の特性でも
丈夫さが上げられました。

私の場合、10年間もの間

かなりの頻度で洗濯機で洗っているにもかかわらず
生地の風合いを保ち、型崩れしないほど
「亀田縞」は丈夫です。

 

さすが、70年前まで農作業用の野良着(のらぎ)として
着られていただけのことはありますね。

これは「亀田縞」がワッシャー加工といって
最初から水通し加工が成されていることにより
生地が詰まって丈夫になっている為でもあります。

・・・つづく