「数字ばかり見ていないで、人(患者さん)をしっかり見なさい」
これは、管理栄養士の先輩から言われた言葉です。
そのとき私は栄養相談のトレーニング中でした。
私が患者さんと面談しているそばで先輩が見学しており、面談終了後に相談内容の評価と振り返りをする…それをひたすら繰り返していました。
先輩に言われたのが
「患者さんが一番気になっていることは何だったのかわかった?
きちんと聞くことができていない」
…。
自分の言いたいことばかりしゃべって、自己満足に陥っていました。
指摘や説明だけ一方的にして、患者さんはほとんどしゃべっていなかったのです。
患者さんの情報である体重の変化や血圧測定値、採血検査の結果、食事内容とその栄養摂取量(カロリーや塩分)など、たくさんの数字にとらわれすぎて、患者さん本人を見ることができなくなっていたのです。
「体重が!」
「血糖値が!」
「血清アルブミンが!」
「血清カリウム値が!」
「カロリーが!」
etc...
しかし、今となっては「数字はあくまでひとつの情報」と落ち着いて考えることができます。
「どの」期間を表したものか。
スポットの数値なのか、経過途中の数値なのか。
(血糖値ですと、食事前と食事後何時間後に採血したかという条件で、かなり差が出ます)
一番は患者さんの気持ちを受け止め、話にじっくりと耳を傾けるくこと。
直すのは数値だけではない…。
医療にかかわる者として、常に心にとめて置きたいことです。
これは、管理栄養士の先輩から言われた言葉です。
そのとき私は栄養相談のトレーニング中でした。
私が患者さんと面談しているそばで先輩が見学しており、面談終了後に相談内容の評価と振り返りをする…それをひたすら繰り返していました。
先輩に言われたのが
「患者さんが一番気になっていることは何だったのかわかった?
きちんと聞くことができていない」
…。
自分の言いたいことばかりしゃべって、自己満足に陥っていました。
指摘や説明だけ一方的にして、患者さんはほとんどしゃべっていなかったのです。
患者さんの情報である体重の変化や血圧測定値、採血検査の結果、食事内容とその栄養摂取量(カロリーや塩分)など、たくさんの数字にとらわれすぎて、患者さん本人を見ることができなくなっていたのです。
「体重が!」
「血糖値が!」
「血清アルブミンが!」
「血清カリウム値が!」
「カロリーが!」
etc...
しかし、今となっては「数字はあくまでひとつの情報」と落ち着いて考えることができます。
「どの」期間を表したものか。
スポットの数値なのか、経過途中の数値なのか。
(血糖値ですと、食事前と食事後何時間後に採血したかという条件で、かなり差が出ます)
一番は患者さんの気持ちを受け止め、話にじっくりと耳を傾けるくこと。
直すのは数値だけではない…。
医療にかかわる者として、常に心にとめて置きたいことです。