病院を後にし
夫と母と3人で宿泊先のホテルに向かいました
ニューハートワタナベ国際病院のある
浜田山駅周辺にはホテルがなかったので
吉祥寺駅近くのホテルに泊まります
本来二日間HCUに入るらしいのですが
娘の不安や、私のことも考えて下さり
HCUには今日一泊だけで
明日からまた私が付き添えるようにと
4階のHCUのすぐお隣の部屋の病室を
用意してくださっていました
そこで一泊した後
3階の元の部屋に戻る予定です
なので私は今日一泊だけホテルに泊まります
闘病中からずっと娘に付き添っていた私にとって
隣に娘がいない夜は
しばらくぶりだったので
とても寂しい気持ちです
でも無事に手術は成功したんだし
今日は私自身もゆっくり体を休めよう
と、思ったのですが…
予想外のことで眠れなーい
ホテルに到着し
ホテルのレストランで夕食にしました
夫はほぼ毎日ビールか焼酎を飲みます
しかし
今日くらいアルコールは飲まないのかと思いきや
普通に頼んでるし
「今日くらいアルコールやめたら？」
「え？、なんで？
手術が成功したお祝いじゃん」
💢💢💢
お祝いじゃなくても、いつも飲んでると思うけど
信じられない…
「手術は成功したとはいえ
今、まだHCUで闘っているんだよ！
まだ何があるかもわからないし
急に何かあって病院行かなくちゃならないとか
あるかもしれないんだよ」
「大丈夫だよ、あそこにいれば」
💢💢💢
頭のネジが何本かハズレているらしい💧
怒る言葉も見つからない
前にもこんなことあったよな…
まともに相手にするのはやめておこう
そうじゃくても私は死ぬほど疲れているんだ…
そして
いざ寝ようとすると…
夫のイビキがうるさくて寝れない！！
もう嫌だ！！
今日くらいゆっくり寝たかったのに！！
あぁ、母と同室にすればよかった
悶々としながら朝を迎えた私は
とうとう爆発した💢
同じ階の部屋中に聞こえてたかもしれない
私の怒りの叫び〜
「何しに来てるんだよー！
観光に来てるんじゃないんだよ！！ もう帰ってー！」
子どもが病気になったりすると
よく夫婦げんかになることがあると聞くけど
私も、娘が病気をしてから
本当に夫のことが嫌になった
でも
夫はいつも悪気がないらしい
だから私が怒っても
怒られている意味もわからないみたい💧
この時も、なんで私がそんなに怒ってるのか
わからないようだった🤔
結局いつもわたしの怒り損になってしまう
でも、また今日から夫とは離れ離れだから
もういいや…と、心を持ち直し💪
早めの昼食を済ませ
娘がお昼前に病室に戻ると聞いていたので
11時過ぎに病院に向かいました
病院に着くと
もうHCUから、隣の病室のベッドの上にいました
入院の時
ご挨拶だけはしていた富田先生が
診てくださっていました
HCUから自分で歩いてここまで来ましたよ、と。
昨日は、たくさんの管に繫がれて
もうろうとしていたので
まだ点滴とドレーン、尿の管は付いているものの
ベッドの上に普通に座っている娘の姿が
信じられなかった
清々しい顔をしているように見えました
そして神々しくも見えました
すごいことを乗り越えて
私なんか手の届かない
すごいステージの人になってしまったような
なんて表現したらいいのかわからない
何ともいえない気持ちになりました
「もう歩けたの？」って聞いたら
「うん、
でも立ち上がった時クラクラして大変だった」と。
ちょうど昼食の時間で
普通の食事が運ばれてきたけど
「食べれない」という娘に、富田先生が
「そうだよ、
こんなの食べれないよね、お母さんに
アイスクリームでも買ってきてもらったら？
栄養は点滴でちゃんと取れてるから大丈夫だよ」
と言ってくれた
この後の入院生活で
明るくて楽しい富田先生にとても助けられた👍
以前、地元のS病院の心臓外科の先生に
手術はの説明を受けた時
「手術の後、痛いとか苦しいとか言って
ご飯も食べたくないとか、
そうゆう協力的じゃない態度は困りますからね」と
言われた
その時はそんなものなのかと思っていたけれど
この病院に来て
あの医者はいったい何だったんだと
改めて思った
同じ医者という道を志し
人を助けるために医者になったはずなのに…
チームワタナベの一員になったらそうなれるのか
いえ…
そうではないからチームワタナベの一員なのだろう
もう私も
チームワタナベの一員になっている気分だった😂
ダヴィンチ手術とはいえ
心臓手術はをしたのだから
やはりドレーンが取れるまでは辛い
でも、ダヴィンチじゃなかったら
もっともっと辛いのだろうな…
夕方、夫と母はまたホテルに戻り
また私の娘の二人の夜です
手術前に説明をされていたように
痰を出すのが大変みたい
担当の看護師さんが
「痛みは我慢しなくていいんだよ、
我慢するのが一番損だからね。痛み止めを使って
痛みは軽減できるから、我慢しないで痛かったら痛
い！って言ってね」
と言ってくれていた
辛い！痛い！という娘を
私一人ではどうしていいのかわからないけれど
一晩中、声をかけてくれて
天使の笑顔で、的確な処置を迅速にしてくれた
おかけで、娘はその夜を何とか乗り切り
朝になるとずいぶん楽になったみたいだった
今日から三階の病室に帰ります
もちろんエレベーターは使うけど
自分の足で歩いて行きます💪
昨日、手術したとは思えない
感動です✨
今日はここまで…
