昨年、好きだった競輪選手が引退されました。
36期の菅田順和氏…デビュー戦初勝利&初優勝。1976年の世界選で銅メダル、翌年は銀メダル。
そのあまりの速さから、付いたあだ名が『コンコルド菅田』。自転車界の超音速旅客機ですね。現役生活は超音速ではなく36年もの間、ファンを楽しませてくれました。長い間お疲れ様でした。そして××競輪と○○競輪では一着になって頂き、お世話になりました。
ミヤタマニアのM氏が、サンマルコ・コンコールをお持ちになりました。
しかもアルミベースのスーパー・レゲーラです。
マークから最終型と思われますが、私は初めて見るロゴです。さすが新品、当たり前に素晴らしいコンディションです。
こちらも同じくスーパー・レゲーラですが、世代により微妙な違いを見ることが出来ます。
なんといっても、この先端。
手前の初期型と奥の中期型では、先端のシャープさが違う事がわかりますね。
この末端の薄さは、スーパー・コルサとスーパー・レゲーラのみで、コンフォートやプロフィール、再販したコンコールはパットが少し厚くなっております。
スーパー・コルサは365グラムでスーパー・レゲーラは260グラム。価格差は大体2500円程でした。1グラム約25円のダイエットは、さほど高くはないですね。
私が初めてコンコールを見たのは、ジャンニ・モッタの完成車に付いていた、白の表革に張り替えられたスペシャルな物でした。「コンドルのくちばしの様な形状」と説明されいたのを覚えております。今でも大好きなサドルで、特にスーパー・レゲーラは特別な存在であります。
まだまだ、バリエーションがあるコンコール。またの機会に紹介したいと思います。そして、コンコルドとコンコールの関連性は全くないのに、流れで話を進めてしまいました。失礼いたしました。