油が脂を呼ぶというのは? | 和ダイニング朔 料理上手になるワンポイント教室

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豚の角煮は、粉をまぶして揚げると脂っぽさが抜けて、サッパリ食べれます。

「油は脂を呼ぶ」とか、「油で脂抜き」と言われますが、これは油で揚げることによって、豚肉の脂が油に溶け出し、
脂分が減ってサッパリとするのです。

豚の角煮には、片栗粉をまぶして揚げます。
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醤油味なので焦げやすいので、満遍なく、

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例えば、天ぷらでもかき揚げなど油を吸っているのに、
揚げた後は軽い仕上がりになりますよね。

それは、材料が油を吸収することにより、
材料の中に水分が外に出されるためです。

衣が付いているところの内側に水蒸気がこもり、材料の中まで油が浸透しません。

なぜなら、油が水をはじくからです。

この場合のサッパリするとは、
適度に水分が蒸発した状態の事です。

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こんな感じで、美味しそうにあがりましたね。

サクッとした食感と、中から角煮のとろっとした食感は抜群のコンビです。v(^-^)v

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