本日は長野に泊っている

昔行ったいいバーがあって、長野とは思えないいい酒がおいてあったので、少し飲みすぎてしまった

ということで昨夜もブログが書けなかった

さて、朝起きてみると、情報提供者の方からブログの削除・改変要請が相次いでいる

私が原則的にメッセージの原文を引用するというスタンスをこのブログの読者の方ならご存知のはずなのだが、今回に限り、二つのメッセージに限り、削除および修正をした

今後、メッセージを下さる方は、

1.書いてほしくないときは、最初に書いてほしくない(悩み相談などでも同様である。悩み相談など個人的なことの場合は、固有名詞は買えて引用することにしているが、それでもメッセージは引用した形で答えている)ことを明記すること

2.そうでない場合は引用されても文句を言わないこと。今後は削除・修正要求には一切応じないこと

をご理解の上でメッセージはほしい

ただ、前回も書いたように、情報提供者を守るつもりはある。私の書いたブログのためにトラブルに巻き込まれた場合は、真剣にその相手を守るための行動はするし、それなりに強い弁護士を知っているので、それを紹介したり、一部訴訟費用をもつということは考えている

これは週刊誌などと同じスタンスだ。週刊誌の場合、後からの削除はできない。ときに削除や修正要求に対して、別の号で、何らかのお詫び文を載せることはあるが、通常は裁判で負けたりした時だ。ただし、情報提供者を守るために訴訟費用を出したり、訴訟は週刊誌側が受けるようにしているはずだ

故人のくせにジャーナリストを気負うなと言われるかもしれないが、テレビで言えない、雑誌がとリ上げないからブログに書くのである

ときどき、どこそこの予備校や塾についての情報を教えてほしいなどという虫のいいメッセージがくるが、そんなことを書くつもりでこのブログを書いているわけではない

またプライバシーの問題もあって後で文句を言われるのも嫌だから誌上カウンセリングのようなことも原則的にしない

ただ、こういう要求が続くようなら、ブログでなく、有料メルマガのように特定の会員にしかいかない形にしないといけないかもしれない

いずれにせよ、腐った大学では、それだけ教授とかが威張っているのだろう。ますます腐った実情が表に出ないようになっているという点で私立大学の堂々とした「点数を金で買う」システム以上に許せないものがある

もちろん、これについて金が動いていると刑事事件である

さて、さらにいただいた別の情報

地域枠をまじめに利用している大学もあるという情報もあるということだ

鹿児島大学などは卒後に残る意思のある人間をとるという形をとっているらしい(ただ、それにしても、鹿児島のへき地に医者がいくということにならず、大学病院に残るのだから、へき地優遇にはならないが)

旧帝大はともかく、新制大学、一県一医大構想で医学部が作られた時、文部科学省の大学設立基準を満たすために、地元医師会が教員を提供したり、地元の学校が蔵書を提供したりとバックアップした。その恩義に応えるために、もともと地元医師会や、一部の高校と一定の枠で優先入学を認める密約ができていたらしい。そして、今では、地域枠という推薦枠を利用して、同窓会、先輩後輩の縁故を利用して、あれこれ画策しているらしいことは容易に理解できる。弘前のケースは想像以上にひどいが、佐賀大学は、県が前もって絞り込みを掛けて推薦順位をつけて大学に送り込む、何とも奇妙な方式を採用しており、合格決定に、個人の能力、高校、大学以外に、また別の力が働いていることも考えられる。 (引用終)

というメッセージもいただいた

この人は推薦入試の実態② ということでの情報だが、①がみつからない

①があれば教えてほしい

ところで私が問題にしたいのは、推薦枠の学生の学力が低いことではない

へき地などに住んでいるために中高一貫校や塾や予備校が利用できない人を推薦で合格させようと言う趣旨はそれほど悪いものではないと思う

ところが、そうではなくて、へき地でないはずの大学のある市の学生ばかりが入る、しかもそのほとんどが地元の医師の子弟。さらに学力の低さもセンター80%レベルというのならわかるが、70%というていたらく

これを問題にしないでいいとは思えないが、こういう大学からの情報提供者は、私が公開するとすぐにブログからの修正や削除を求めるほど大学を恐れている

最後に、岩手医大の学生さんからこういう情報も

本学でも、地域推薦で30名が入学してきます。他県出身者でも地域枠で受験することが出来ます(地域枠学生の場合は卒後6年間の県内勤務が義務になっています)
本学の場合は、地域推薦で入学してくるのは全員一般家庭(医師の家庭以外)の学生のみです
地域推薦の学生は、勤勉で優秀な学生ばかりです。反面、一般入試の学生の3~4割は裏口入学の学生です(OBや教授の子供)。
以前入試担当の先生が、地域推薦の学生によってなんとか学生の質を保っていると話していました。
地域推薦だと授業料が国立と同じ値段になるので、その点を売りに大学側も県内の高校の優秀な学生
を積極的にリクルートしているみたいです。
(略)福島医大の地域推薦にも疑わしい点があると思います。
僕が現役の時は、4名が推薦で県立医大に合格したのですが、そのうち2名は学力的に疑問が残る学生でした。
1人は福島医大の学長の親類、もう1人は地域有数の病院の子供です。高校でも何で合格したのか話題になっていました。国公立の地域推薦も合格者の情報をオープンにするべきだと思います。(引用終)

私立より国立のほうが腐っている現状は納税者として許せない