本日は嫌になるくらい忙しい日

いろいろと原稿の締め切りが重なったし、ゲラのチェックが家に3冊もある

忙しい時には仕事が重なる

さて、昨日のスケートの話だが、キムヨナのファンの方も日本に多いようで、そのようなメッセージも受け取った

ただ、ファン心理というのは不思議なもので、ふだんは敵を作らない(結果的にこんなブログを書いているから敵を作っているのだが)あるいは人のことと簡単に嫌いにならないつもりの自分が、ついつい相手を敵視することがある。

たとえば、あまりに楽しそうに阪神タイガースを応援する奴をみていると、わが愛するカープが手塩にかけて育てたり、よそのチームなら辛抱して使わないところを選手層が薄いから使ってきた選手が、活躍するようになると平気で札びらで引き抜いたチームを応援する奴に思えてくる

要するに、こっちは札びらに屈した貧乏人で、阪神ファンというのは資本主義の権化の代理人に見えてくるのだ。

話は変わるが、大阪では、テレビで橋下氏の批判をすると、抗議が殺到して次から出られなくなるから、大阪ローカルの番組には橋下氏の批判者は結果的に出ていないし、みんな支持者だというメッセージをいただいた

本当かうそかわからないが恐ろしい話だ

橋下氏自身の政治信条は、私も評価するところは多いが、批判を受けないことで、腐敗しないことのほうが少ないし、頭のいい人まで頭が悪くなることが多い

いずれにせよ、阪神といい、大阪のマスコミといい、私のいない間に大きく変貌したようだ

話はそれたが、キムヨナがあまりに高い点を審判からもらうことが多いので、どうも好きになれない

もちろん、それが実力なのだろうが、それにしてもオリンピックのときなど高得点過ぎた

キムヨナを応援しているというだけで、『韓国の工作員』扱いを受けた人から、安藤美姫選手・小塚選手の所属は『トヨタ』だから、ロッテやマルハンよりもっと遠慮するはずだという反論を受けた。

常識で考えればそうなのだろうが、これからの時代テレビでCMを打つとすれば、自動車より、お菓子やパチンコという判断も十分にありえる

何が言いたいのかと言って、その方が工作員の扱いを受けたのは気の毒だとは思うが、私も感情的に、キムヨナのファンの方を好きになれないということだ。

ファン心理とか、国際競技やプロ野球の応援は、人間の理性を狂わせる。その代わり、その一瞬だけ愛国心なるものが湧く。

ブログで書くべきことではないかもしれないが、ときに自分が感情的になるのも悪いことではないと私は信じている。