もうひとつ私の質問主意書に対する政府答弁書が出ました。


昨年の私の予算委員会の質問で、村山談話の「侵略」「植民地支配」の文言について、定義できず、我が国が行ったどのような行為かも具体的に示せないとの政府答弁が出てきたことから、
昨年5月に、外務省ホームページ「歴史問題Q&A」に記載されている「植民地支配と侵略」という文言を削除するべきであるという質問主意書を提出。

しかしながら、外務省はその時には文言を削除せず、昨年後半になって削除をしました。

これについて、削除をしたのはいつか、なぜ私が指摘をした際に削除しなかったのかを今回、質問主意書で問いました。


政府答弁書は、「お尋ねの「歴史問題Q&A」については、平成二十七年八月十四日に閣議決定された内閣総理大臣談話の内容を踏まえ、同日以降、外務省において改訂作業を行った上で、外務省ホームページに掲載したものである」とのことでした。


この答弁書は想定していた範囲ですが、とすると安倍総理談話の以前と以降で、「侵略」「植民地支配」に対する政府見解が変わったのではないかという推論が成り立ちます。


これについては、再び質問主意書を提出し、問いたいと思います。