巨大防潮堤問題について、宮城県が法令に違反しているのではないかと思われる事案が発生しました。
8月に気仙沼小泉地区の住民の方などが、巨大防潮堤の見直しを求める陳情書を国土交通省に提出しました。
その際に、国交省海岸室長に渡された陳情書のみならず、陳情者の名刺のコピー、同行した私と政策秘書、新聞記者の名刺のコピーが、防潮堤推進派の住民に渡されていたことがわかりました。
名刺には、携帯電話の番号やメールアドレスに加え、住所が記されている方もいます。
国から県に提供されたものが、県の出先機関から推進派の住民に渡されたもので、
陳情に行った方より、流出資料をもとに推進派から嫌がらせに遭っていると私への報告があり発覚しました。
こうしたことは、決してあってはならないことですし、通常あり得ないので極めて驚きました。
本日、流出問題について宮城県の担当部署の課長より説明を受けました。
説明では、通常の開示に関する請求でも名刺を公表することは無く、やってはならないことだと認めました。しかし、謝罪はなく、法律や条例に違反しているのかどうか明言をしなかったので、明確に回答をと通告しました。
今回の案件は、個人情報の開示や情報公開においての正式な手続きを経ずに個人情報が渡され、本来開示してはならないものを提供していることから、宮城県個人情報保護条例に違反している案件であると思われます。
これだけでも大問題ですが、もし、県の気仙沼土木事務所が意図的にリークしたのなら、とんでもない事案に発展します。
見直しを求める方々も、「反対」ではなくあくまで「見直し」で、宮城県との妥結点を見いだしたいと思っているわけです。そうした状況の中でこんなことが起こっては、まとまるものもまとまりません。
宮城県には、資料流出の責任を取ってもらうとともに、住民の対立を顕在化させた事を含め、猛省を促したいと思います。
