出会いは、ミラクル | WABBIT HOUSE

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アートの力であなたに笑顔を

月に1度は、認知症専門医の外来を受診します。

それは、母が認知症と認定された2015年からほぼ毎月です。

 

離れて暮らしているときは、8:30ごろに家を出て

1時間以上かけて実家まで行き、

母をのせてさらに30分

練馬区と埼玉県の県境まで出かけます。

 

受診し終わるとお昼になりますから

近場でお昼をいただくか

公園でサンドウィッチをいただくかです。特に胃の全摘出をしてからは

外食を拒み、卵サンドか肉まんを食べてました。

 

それがひょんなことから

病院と薬局の裏手に素敵なカフェがあるのを発見したのです。

今年の1月26日(金)

公園で食べるのは寒いからとネット検索したら、病院の裏手にカフェがある。

 

それがオーチャードカフェさんとの出会いです。

 

9年近く通っていて

やっと見つけるなんて不思議です。

 

恐る恐る入って、胃のない母が食べられるものがあるか伺うと

手作りスープと手作りパンがランチにあることがわかり、

これなら母も食べられると

お願いしました。

 

 

 
 
 

ちょうどとなりの席にご婦人が二人。

私と母を見て声をかけてくれました。

 

「上品でお綺麗でこんな風に年をとりたいわ」と言ってくださいました。

 

当時92歳です。

 

え~~~

 

認知症です

 

みえないわ

 

胃がないんです

 

????

 

とびっくりつずき

 

またここでお会いしましょうと言われました。

 

その次に3/8(金)

雪の翌日の病院訪問で帰りにカフェによりました。

 

また先の二人連れのご婦人にお会いしました。

お近くで働いていらっしゃるとのこと。

 

そして久しぶりの6/14(金)

伺ったカフェで

またもやお二人のご婦人方に会う。

 

またお会いしましたね。

 

3回伺って3回お目にかかるのも偶然なのに

 

昨日7/19(金)

伺ったカフェで

またもや同じご婦人方に出会う。

 

「毎日来られているのですか?」

あちらからの質問に

こちらが

毎日来られていると思っていたとお伝えすると

月に1度いえるかどうか

 

確かに金曜に伺うのはおなじでも

月中のこともあれば月末のこともある。

 

ましてや4回しか伺ったことがなく

毎回同じ二人組にお会いするのは

もはやミラクル

 

広い農園も管理されて

自家製のお野菜で体に優しいランチを提供してくださるカフェで

やさしい気持ちももらっている。

 

 

練馬区隠れ家めぐりのマップにも掲載されています。

手作りジャムは、ピンクブルーベリー

ブルーベリー狩りもあるそうです。

 

母は、時々こういうミラクルに出会います。