ほんの10年くらいのうちに
世の中に便利なものがたくさん出てきた。
若者のように使いこなせてはいないけれど
車のナビや乗り換え案内は使っている。
ただ、便利なんだけど
う~んと思うこともたびたび。
まず、ナビ。
最短いい道を示してくれていると思うのだけれど
初めて行くところは、どの道を走っているのか皆目わからないことがある。
昨日も、初めての場所にうかがうのに事前に調べて
確認していた。
ナビは、その時のよい道を教えてくれているけれど
かたくなに
私がわかりやすい道を進んだ。
5分程度の到着誤差なら
安心感がある方がよっぽどいい。
そして帰り道は、ナビ通りに帰って
不安感いっぱい。
運転しながら、先の道をたどるも
全体像がみえなくて
どこどこと見慣れた場所に出るまで不安だった。
帰ってから
往年の道路マップを引っ張り出して
道を確認してみた。
あ~ここを通って、こうやって帰ってきたのね。と思うと安心した。
そして
通い慣れた川沿いの大好きな道でも行かれることに気づき、今度行くときは、この道にしょうと安心した。
毎月行く母の病院も
幹線道路の複数車線の道を使うのが、最短距離に決まっている。
でも、野火止用水路沿いの
木々の茂り具合、花の咲き具合を見ながら
単線道路を行く方が、ずっと好き。
到着誤差だってそんなにない。
今日も、乗り換え案内をひいた。
出てくるのは、最短便利な候補。
つく時間が同じ電車に乗り換えるために
あちこち検索。
時刻表でこれに乗ろうかなあ
と選んでいた時が妙になつかしい。
便利なものにたすけれられているのは間違いない。
でも、納得して使いないなあと思ったなあ。
とりとめのない雑感。