では消毒しますよーと、右腕全体に温かい消毒液をこれでもか!というくらい塗り付け、消毒液液が腕を伝って脇の方まで垂れてくる感覚がありました。そういえば外科病棟勤務の頃、応援で行った腹部の手術で執刀医が腹にポピドンヨード塗りたくってなぁ〜なんて思い出したりして
そして手のひらに何やら書き書き、印をつけてますよ〜と先生。止血のためのバンドを巻き巻き
準備が整い、先生が「○時○分、〇〇始めます」と言い、本当に手術受けてるんだ私、と再度実感。注射針で麻酔を手首付近3カ所くらい打ち、効果を確かめるために「今から確認するね。これどう?これは?今飛び上がるくらい痛い事してるんだけど、大丈夫そうだね。痛かったら我慢する必要ないから、言ってね」と先生の丁寧な言葉先生は「もう麻酔したら半分終わったようなもんだからねー」と言い、メスで切開し出す。
うんうん、何かされている感覚はあるが痛くない!あれ?ちょっと痛いかも?ってのは一瞬ありましたが、大丈夫でした。もう切開が始まってしまうと先生と看護師のやりとりだけになり私はただひたすら顔にかけられたオペシーツを眺めるのみ。ああ、寝れそうやなぁと思いながらも、「5ー0ナイロン」とか「ペンローズ」という言葉が聞こえ懐かしんでしまう…。
そして止血バンドが外され一気に血液が流れジュワ〜となる。「じゃあ今から閉じていきますよ〜」と縫合して終了。先生自ら手にぐるぐる包帯を巻いてくれました。
行きに手術室まで案内してくれたスタッフとともに整形外来へ戻り、内服薬の説明を受け、次の受診日を決めて帰宅
子供達はぐるぐる巻きになった私の腕を見て驚愕ちょっと痛みがあったのでこの日だけは処方された鎮痛剤を内服
こういう言い方変やけど、楽しかった、いい経験できた、って感じです