生きにくい社会でもがく我が子たち、がんばれ | 環の会 -Motherly Network-           育ての親からの声

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環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。
※子どもの名前はすべて仮名です。

我が家では3人の子どもたちがすくすくと成長しています。
長男の瑛斗(えいと)は小学2年生。レゴを組み立てるのが大好きで、お誕生日もクリスマスもプレゼントは常にレゴテクニック。
新しいキットを手に入れると一日何時間も部屋に籠ってひたすら作り続けます。
次男の碧(あおい)は小学1年生。魅力的な甘いマスクと優しい態度、それでいて適度にやんちゃというギャップ萌えでクラスの女子からモテモテです。
長女の蘭(らん)は年少さん。とにかく自由。喜怒哀楽をコロコロと変えながら周囲を振り回しています。
元気いっぱいの3人、実は全員が様々な凸凹、いわゆる発達障害を持っています。
発覚の発端はお友達トラブルを起こし続ける長男・瑛斗の対応に困り果てた私が発達相談に申し込んだことでした。
発達検査や行動評価の結果はADHD、自閉症、精神遅滞(境界域)。とにかく療育をスタートさせました。
その頃長女・蘭は1才。喘息発作で入退院を繰り返し発達が全体的に遅かった彼女ですが、ふと強いこだわりや抱っこ拒否などの行動が長男の小さいころに似ている、と感じ、すぐに発達外来主治医に相談。
体調が落ち着いた2歳半で検査を受け、自閉症、精神遅滞と診断されました。
長男が小学校支援級に入学、蘭の療育先も決めてホッと一息ついたころ、次男・碧の登園拒否が悪化。あまりの激しさに私が耐え切れなくなり発達外来に連れていったところ高機能自閉症との診断が。
気が付いたら子どもたち3人は療育に通い、外社会との付き合い方を学び、親である私たちは彼らが快適に過ごす環境づくりに励む毎日になっていました。
集団生活への順応や自己コントロールに苦しむ彼らですが、療育を続ける中でできるようになったこともたくさんあります。
衝動性の高さから感情や精神状態を自覚することが難しかった瑛斗は、「避難訓練は音が大きいから怖い」など嫌だと感じる対象や感情を言葉で伝えられる機会が増えました。
健常集団の中で感情を表に出せず拒否反応を起こしていた碧は、信頼する先生になら「困った」「助けて」とSOSを出せるようになりました。
蘭は……彼女なりのペースでのびのびと成長しています。
子どもたちに「大好きなものはなぁに?」と聞いたら「家族」と笑顔で答えてくれました。
私たちもあなたたちが大好き。家族5人、幸せです。