第48回目のシンポジウムを終えて | 環の会 -Motherly Network-           育ての親からの声

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環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。
※子どもの名前はすべて仮名です。

縁組により親子となることも「家族」の一つのかたちです。このことが日本国内で広く定着していくと、「子どもたち」にとって生きやすい社会ができると考え、環の会では、平成3年(1991年)の設立当初より養子縁組について考えるシンポジウムを開催しています。

年1~2回の開催を重ね、今回は48回目となりました。

数年前から、「私たちが前に出てしゃべる機会をつくってほしい」と「子ども」の立場の方から提案を頂いていました。

そしていよいよ、今回は、大学生あるいは社会人の「子ども」の立場の方4人と「親」(育て親)の方2人にパネリストに加わって頂いて、意見交換をしました。

「子ども」の立場の方からは、「育て親の皆さん、そんなに力まずに、体当たりで子育てして下さいよ」というメッセージが発せられました。

環の会では、設立当初から、「迎えたその日から、テリングを始める」という方法を採っています。

「テリング」とは、日々の生活の中で、大切な子どもとして迎えたことを子どもや周りの人に伝え、子どもの思いを聴き取りながら、子どもからの疑問や思いに応じていくことです。

「迎えたその日から始める」という方法は、子どもにとって、是か非か、という議論が、環の会の外ではささやかれました。

しかし今回のシンポジウムで、「あ、それでよかったんですね」という確認ができたと感じています。

産みの親の方への思いは、「子ども」一人ひとりさまざまですが、率直な思いを発することができる場があること自体、貴重なことであると感じています。

これからは、「子ども」自身の思いを発信できる機会を整えることも環の会の事務局の仕事であると考えています。

 

環の会 代表 星野寛美

 

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↑オンライン・シンポジウムで画面を通して参加者に挨拶をする代表・星野寛美