どうして環の会に託したの? | 環の会 -Motherly Network-           育ての親からの声
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環の会 -Motherly Network-           育ての親からの声

環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。
※子どもの名前はすべて仮名です。

「子どもから『なぜ産みのお母さんは自分のことを環の会に託したの?』という質問がきたときどうやって答えたらいいのか・・・。真実でないことを話すわけにもいかず、悩んでいます」。
こういう質問は環の会ではよく聞かれます。そんなとき、環の会では子育ての先輩たちが自分たちの経験を語ってくれます。

■○○ちゃん(産みの親)はね、△(子ども)のことがだーい好きでずーっと一緒にいたいと思ったんだけど、どうしても育てられなくて(一緒にいられなくて)。
でもただただ△の幸せだけを願って、考えて考えて。△を幸せにしてくれるお父さんとお母さんを横田さんと一緒に探してくれたんだよ。
昔、横田さん(環の会の前代表)からこんなニュアンスの言葉を聞いたことがあります。産みの親はただその子の幸せだけを願って私たちを探してくれたんだと思います。それともうひとつ…手離す愛…これも横田さんが言った言葉で印象に残っているものです。

(男23歳 長女21歳  母)
 

■なぜ、産みのお母さんがあなたのことを環の会に託したのかは、きっと産みのお母さんがあなたのことを大切にしてくれるところが環の会だと思ったからでしょうね。だって、環の会の大切にしているものが、「愛されて生まれた命」「生まれてくる子どもたちの未来のために」「小さな命を大切にする気持ち」だから。 
(長男20歳 次男19歳 父)

■病気になって、高いお熱だしたり、お咳がヒューヒュー苦しくなったりしてるとき、ママがひとりで、病気を治してあげられたらいいんだけど、それができないから、お医者さんに連れて行くでしょ。○○ママもひとりで、育てられたらよかったけど、それができなかったから、環の会にお願いしに行ったんだよ。どうしても、ひとりではできないことってあるんだよ。
(長男18歳 母)

■思いつく中で一番安心で明るい場所に君を送り出してあげたかったんじゃないかな。自分が育てるよりも君が将来の可能性を一番広く持てると考えた場所(養子縁組)に。君が大人になるまで自分が元気でいられないと思ったお母さんも、若すぎて自分一人では育てていけないと考えたお母さんも環の会にはいるんだって。でも、どのお母さんも皆、君を無事に未来に送り出してあげたい、と考えてくれたんだと思うよ。
(長男24歳 次男24歳 母)

■何よりあなたの命を守り育みたいと願ったのは、産みのお母さんも、環の会の皆さんも、そして家族となった私たちすべてが同じく、あなたを心から愛しているのだと、それがご縁と伝えたい。

思春期を迎えるころ、それぞれに子どもとしての思いだけでなく、命を守り育む立場となったとき、私たちがあなたと出会った時の喜びと興奮、そして責任ある緊張感、共に暮らすことの幸せを、何度でも時間をかけてもじっくりと語り続けたいです。 
(長男16歳 長女15歳 次女12歳 母)

■テリングの中でそのことで話したことはあります。
産みのお母さんは、どうしても一緒に居られない。でも、あなたのことを大切に思っていたからどうしたらいいかを一生懸命考えたと思う。環の会を知り、環の会であなたを本当に大切に育ててくれる家族に出会える、とあなたを託した。そして、あなたはここに来てくれた。私たちにとってこんなに幸せなことはないよ、というように話をしたと思います。大切な存在であることをわかってもらいたいですね。

(長女23歳 母)