環の会の活動に参加することもテリング | 環の会 -Motherly Network-           育ての親からの声

環の会 -Motherly Network-           育ての親からの声

環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。

長男19歳、おじいちゃん、おばあちゃんに会ったことがあります。
長女17歳、今のところ会えていません。小学生の頃は「産んでくれたお母さんに会いたい×10」でしたが今は言いません。
2年前、長男のおばあちゃんと会う場に長女も同席した際、環の会の事務局の方の配慮で、長女の産みのお母さんからきた環の会宛のメールを、了解を得て文章にしてくださり受け取りました。
環の会の方が長女に声をかけてくださった時、いつもは弱いところを見せないのですが、自分は望んでいても会えないという苛立ちと悔しさからなのか「今は会えない状況なの」と伝えられると「わかりました!!」と涙をためて答えていた姿がせつなかったです。
私たち夫婦はこの子どもたちの立場の経験がなくて、申し訳ないのですが本当の想いはわからないことがいっぱいです。
気の利いた言葉もかけることもできず……。
それぞれの産みのお母さんの事情が違うことは承知でしたが、会えることが〇、会えないことが×にこだわっていた私もいました。
でも生まれ育ちの条件が周りのお友だちとは違うけど、「こうだったからこそ今の生活がある」という事実を受け入れていってほしいし、「あの時、自分はこういう気持ちだったんだ……」という子どもの投げかけに一緒にいつでも話ができて、答えが出ないかもしれない疑問も共有できる関係でいたいと思っています。
環の会では、子どもたちのことを一生懸命考えていただき、産んでくれたお母さんとのつながりで最善の方法を考えてくださり、とても感謝しております。
息子は、今目指している美容師になったら、産んでくれたお母さんの髪を切ってあげたい!と言っています。
娘は、お母さんに対してどちらかというと今は何も考えていないし、思い出しもしないし、あまり関係のないことと今の生活で満足しているので……普通の家族です!と言っています。
同じ家に育っても、持って生まれてきたものが違うので、想いは違っていて当然だし、それでいいと思います。
2人とも自分が養子だとか、他と違うといった気持ちは、今は「ない!」と言っています。
何年も参加してこなかった説明会、窓口会議に子どもが中学生、高校生になり参加したら、同じ世代の子と環の会のことを話せて、一人ひとりの考え方が違っておもしろいなとか、説明会での大人の質疑応答の場面を楽しんでいたことを話してくれました。
こんな話が家族4人でできる時が来るとは!
参加することがテリングで、子どもたちは自分が養子だったと思い出す場です。