我が家のテリングーケイ&マミ | 環の会 -Motherly Network-           育ての親からの声

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環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。

この4月でケイは22歳、マミは20歳になりました。

もう2人とも大きくなりましたから、最近はテリングというテリングはしていません。でも、この原稿を書くにあたり改めて2人に養子だったことで何か困ったことがあったのか聞いてみました。

ケイは男の子のわりに可愛らしい顔をしているのですが「お父さんお母さんのどちらに似たの?」と聞かれることがあるそうです。そんな時は困るけど適当にごまかしていると言っていました。

マミは特に思いつかないようで、2人とも特に養子だからと言って特別困ったことはないようでした。

 

我が家では2人とも生後一か月か二か月たたないくらいで迎えました。

赤ちゃんは言葉がわからないから話してもわからないという人もいますが、私は赤ちゃんは言葉がわからないからこそ超能力みたいなものがあって、言葉ではなく肌で感じるものだと思っています。ですから、テリングは迎えたときから始めました。

みなさん同様いろんな場面でテリングしていたと思います。

 

言葉を話すようになってからは「赤ちゃんケイちゃんのお話」といって、寝る前に迎えた時のことなどをお話仕立てで聞かせました。大きくなるにつれ、テリングの回数も減ってきて養子ということを自然に受け入れていったと思います。

中学生以降は、産みの親からのプレゼントが届いたときに話すくらいでした。

 

ケイは中2あたりから生活が荒れていた時期もあり、何かのきっかけで「本当の親でもないくせに!」と言ったことがあります。高3くらいまではかなりハラハラドキドキしながら過ごしましたが、特に養子だからということはなく、反対に小さい頃テリングしていたおかげで養子ということにとらわれず親子として向き合えた気がします。

 

マミも反抗期は違う意味で大変でしたが、高校を卒業し、今は落ち着いてきました。

最近は特別養子がテレビでもよく取り上げられています。養子で産みの親がわからず探している人を見たとき、「マミはわかってるからいいね」と言うと「マミもお父さんはわかってへんやん」と。確かに・・・。

 

今は2人とも養子だからってことで悩んだり困ったりせず、ごく普通のこととして受け入れられていると思います。ただ、この先本当の意味で大人になった時思春期には気づかなかったけど、心の奥では自分と葛藤していたのだと思う日が来るのかもしれません。でもこれはまだまだ先の話。

2人とも年は大きくなりましたが、まだまだ心配な事ばかり。当分、見守り隊は続きそうです。