
ドレスデザイナー KUMI OHARAです

(和couture~ワクチュール)
続きです。
「子どもが小さいからできないと思ってるかもしれないけど、大きくなったら、お金がもっとかかる。身動き取れなくなるよ。今が一番お金がかからないんだから、やるんなら今踏ん張った方がいいんじゃない?」
「技術が伴わない。って言ってたけど、勉強してきたんだよね?何にも勉強していないなら、まずは勉強からスタートだけど、習ったのなら、自分の分をずっと作ってて、技術が上がるの?あとは、実践でしか技術は上がらないんじゃない?」
「今の会社にお世話になってるっていうのはわかるけど、それは社長が超えなきゃいけない壁であって、あんたが考えることじゃない!」
できない理由を、全部覆されました(笑)
なるほど…
確かに。
やってみなきゃ、わからない。
人生一度きりだ。
60歳で定年を迎える時、「ほんとはやりたかったじゃんね…」って言ってる自分はイヤだ!
やらずに後悔するより、やって後悔したい!
と思いました。
「ただ、変な時期にスタートすると、うまくいくものもいかなくなるから、それは見てもらった方がいいよ」
と言われ、その場で生年月日を聞かれ、ファックスを流して下さいました。
後日、ファックスを確認しに伺いました。
「自営業は向いている」
「クリエイティブな仕事があってる」
あれ。めっちゃいいんじゃない?
はじめる時期については、その年の12月、次の年の4月、12月がいいと書いてありました。
次の12月は3ヶ月しかないし、やるとしたら4月か1年後の12月かな?
と思いながら、
「ファックスだけではわからないので、私直接行ってきます。」
と伝えて、アポを取り直接話を聞きに行ってきました。
話を聞いてみると、
「スタートの時期は今度の12月が一番いい!」
って言われました。
「え?3ヶ月しかないんですけど…

」



と驚く私に対して、
「大丈夫!できるから、やってみな!」
と言われました。
驚きながらも、できるのならやってみたい。って思いました。
でも何をしていいのか、わかりません。
以前、委託で服を置かせていただいた時は、その時の流行りの服などを作っていました。
流行りものを作っていたのでは、大手には敵いません。
もっと、私にしかできない個性的なものを作らなくては…
私は友人の結婚式とかに出席する時など、だいたい自分で作ったドレスを着ていっていました。
その時に作ったのの、一つが和ドレス。
生地に一目惚れして、これで何か作りたいって作ったものです。
他にもいっぱい、作ったにも関わらず、このドレスだけ「貸して」とか「私の分も作って」とかの声が多かったんです。
これって、ニーズがあるってことじゃないの?
これなんじゃないか?って思いました。
続きはまた明日
