こんにちは。
気のエネルギーでカラダもココロも整える整体師、竹内和香です。
この間の連休のとある夕方、久々にバレエを観に行ってきました。
バレエ…といっても、バレエ団の公演ではなく、娘が所属している大学のバレエサークルの公演です。
私とバレエ、
昔は全くと言っていいほど縁のない世界だったのですが、娘が幼稚園の頃に自ら『やってみたい!!』と言い出しまして。。。。
そこから私もクラシックバレエのアレコレを知るようになったわけなんです。
スポーツをずっとやってきたとはいえ、バレエはズブの素人。
娘が習っているって事にかこつけて、
バレエの雑誌、本を片っ端から読み漁ったり、公演やDVDを見まくったり。(私がやるわけじゃないんですが…)
そうなると、もともとのカラダフェチ、脚フェチが頭をもたげてきて、いっぱしの辛口評論家になるわけなんですよね~。
バレエって『芸術』と言われるジャンルなので、一概にカラダの動きのみで語ることは出来ないんですが。
素晴らしく綺麗なバレエ向きな肢体を持っていて、なおかつカラダの使い方も抜群に良くって最高じゃない!!
ってダンサーがいたとしても、そこにプラスして音楽性、表現力、感性などなどカラダの条件以外に求められるものも大きく、そこが芸術といわれる所以なのでしょう、このダンサー、あー残念…と思うことも結構あるんですよね…。
とはいえ、やはりカラダを使う・・・という側面からみると、それはもうアスリートの域。
研ぎ澄まされていて無駄の無いカラダ、しなやかな筋肉、で、なんたってクラシックバレエで一番美しいのはトウシューズを履いた脚。
X脚で、足の甲がグ~っと出ていて、ひざ下からつま先にかけてキレイなカーブを描くのがバレエでは美しいとされていて、そんなキレイな脚を持つダンサーに、脚フェチとしてはうっとりとしてしまいます。
でも、バレエってつま先のほんのちょっとの部分で全体重を支えるわけですから、カラダがブレないように軸をしっかりとさせ、なるべくカラダを引き上げるようにしないと、脚(足も)への負担がハンパなく掛かってくるんです。
カラダの引き上げができていないまま脚の筋肉に頼って動いていると、悲しいことに脚にどんどん負担がかかり、無駄な筋肉がついてくる・・・・。
ふくらはぎが必要以上に発達したり、腿の前面が張り出してきたり。
バレエに限らず、どんな動きでも言えることですが、
ある箇所の筋肉のみを使ったり動かそうとする、これはその箇所にばかり負担をかけてしまいます。
よく、重いものを持ち上げるときには、上半身だけではなく下半身も使い、しゃがんだ状態から物をもちあげると腰に負担がかからない、と言いますよね。
これは要するにカラダ全部を使う・・ということです。
カラダ全部、とは主に胴体の部分です。
ココがしっかりと働いてくれれば、腕や脚にはそれほど負担がかからずに済む。
そうなんです。
胴体部分、いわゆる体幹(コア)をしっかり使うことによって、下肢への負担が減り、無駄に疲れたり、痛めることも少なくなってきます。
「ふくらはぎが気になるのよね~」という方。
ずっしり体重かけて、脚のみで階段昇ったりしていませんか?
ちょっとしたカラダの使い方で筋肉の付き方も変わってきます。
ちょっとした日常のカラダの使い方に気をつけるだけで、気になっていた脚もキレイな形になっていくかもしれませんよ!!
歩く時も、階段を昇る時も、脚で歩く・・・というよりも、カラダを引き上げてカラダ全部で動く意識をわすれずに。