一昨日の夕方、愛犬とパンを食べようと缶詰パンを開けた。
缶詰は長期保存が可能なので昨年スーパーで買い置きしていたものです。
消費期限は2027年だからもちろん期限内。
保管場所も室内の薪ストーブの近く。
缶を開けて、パンの上の方を犬に上げたらパンを口に入れてすぐに吐き出した。
「このパン、嫌いなのかな?」
と思い、私は半分を食べてからパンを割り箸でひっくり返すと裏側がびっしりとカビていた
。
犬ってすごいね。
日本語が話せたら
「こんなカビたの、食べられへん」
と言ったはず。
「こんな時、どんな胃腸薬を飲めばいいの?」
「夜に異変が起きないかな?」
「正露丸くらいは飲んでおくかな」
と心配になりながらも結局対策は何もせず。
私は医者にかかるのがイヤなんですよ。
この10年、20年を振り返っても通院したのは歯科だけ。
私が高校生の頃母は他界したけど、祖母は97歳まで生きた。
どうやら私は祖母似で丈夫みたい。
昨日の午前中に缶詰パンの販売先に電話。
「現品を送ってもらえれば代替え品を送ります。着払いでいいですよ」
みたいな塩対応を考慮して、念のため缶詰のあちこちをデジカメ撮影した。
担当は、当初私の自宅に謝罪に来て
「現品を確認、代替え品を渡す」
みたいな保身的、こっそり内々処理的なことを言ったのですが、
私が
「他にもカビている缶があれば大ごとになるかも」
と言うと慌てて
「今から上司と伺う」
と。
「1:29:300」
1件の重大事故が起きる背景には、29件の軽微な事故があり、300件の「ヒヤリ」「ハット」するような無事故が発生しているという
「ハインリッヒの法則(ヒヤリハットの法則)」
を知らないのかな?
私がもし保健所や新聞社、テレビ局に連絡したりネットで拡散したら営業停止や回収騒ぎ、企業の信用低下になるようなことな大ごとなのに。
昨日の午後に上司と担当がやってきてカビたパンを確認し謝罪された。
未開封の缶詰パン4個もその場で全部開けたが、他の4個は異常なし。
缶詰の保管場所、買った店、買った日(レシートは廃棄済)などを確認し
後日カビた原因など結果を私に連絡頂くことになり、缶詰パンは全部渡しました。
そのため缶詰パンの品名などは今は明らかにしませんが、
缶詰パンを食べる人は開封後、パンを缶から取り出して一応カビがあるかどうか、
食べたら味が変だとか直感を大事にした方がいいですよ。
今思えば、私が食べたカビパンは味がしなかったな…
。