大正天皇の即位を記念して 大正4年に加治川と支流の坂井川の土手に植えられたソメイヨシノは6,000本!
大きく育った堤桜並木は長堤10里 東洋一・世界一と詠われ花見の頃には加治川土手に近い羽越本線に臨時駅が設置された程で大変賑わったそうです。連合艦隊司令長官 山本五十六も船で加治川を下り桜を楽しんだそうです。
昭和41年の連続水害により破堤し水害により多大な被害を出した。
桜の根っ子が土手を弱くした等と風評も広がって6,000本もの桜は全数が伐採されてしまった。その後、新しい大きな堤防が築かれ新堤防の上には昔を再現すべきソメイヨシノが2,000本植えられて今、見頃を迎えている。加治川を愛する会が植樹管理している。新発田市出身の作詞家【たかたかし】氏も故郷の桜復活に尽力した。(同名誉会長)
2017年4月17日撮影 加治川本流の堤桜は全て伐採されて新堤防が築かれたが加治川の支流、坂井川旧堤沿いに〆切という土地がある。大正時代に植えられた桜の中で唯一の残存桜として生き続けている。
樹齢100年以上。2本の主幹は中程から上は腐ってしまったが残った幹から側枝が伸び今年も花を沢山付けてくれた。
ソメイヨシノの寿命は80年程と言われている。 最後に残った1/6,000 本 の君は大変な長寿だね。
2022年4月13日撮影 5年前の主幹2本が腐った姿を見ると いよいよ枯れてしまうのじゃないか?と思ったが・・
今年の姿は元気そのもの 側枝も増えて来た。周りが畑なので肥料が効いているのかな?
今日車窓から見たら 散り始めていました。
国道290号線沿いに有ります。
右には二王子岳を見る まだまだ元気で生き続けます。