横紋筋融解症の体験談について | かしすぽ!(cassis's sports)

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横紋筋融解症に関するツイートを偶然見かけたので、

少しばかり体験談を書いてみることにした。

 

なお、医者でも専門家ではないので、あくまでも参考程度にして、

もし似たような症状があれば、早急に病院に行くようにしてください。

 

 

【前提】
高1で最初はバドミントン部に入るも、中3で痛めた右膝を庇った結果、
右肩を痛めてクリアが打てなくなり、夏休み前で事実上退部。
以降は週1~2のペースで腹筋・背筋30回程度の運動(プラス体育の授業)のみ。

寮生活で、水分補給は基本的に昼夜の食事に、汁物と小さいコップ1杯の水程度。
そのため、普段から水分は不足気味。

【発症】
高1の冬(青森県八戸市ということで、冬は寒い)、
たまに学校内のトレーニング室で軽くウェイトトレーニングしていた所、
学校の先輩から部活に勧誘されて、入ってみることに。

その先輩から、基礎体力強化として、スプリットスクワットジャンプ100回の指示を受け、
足がフラフラになりながらも、やり遂げる。

その後も何日かは部活に参加するも、大腿四頭筋の筋肉痛が酷くて参加できない状況に。
階段の昇り降りも一段一段しかできない程に辛くなる。
そのうち、血尿っぽかったから、保健室に行って、簡易尿検査を実施した所、
陽性と判定され、泌尿器科に行くように勧められる。


ちょうどそれが冬休みの直前だったため、年末最後の授業が終わって、
学校まで車で迎えに来てくれた祖父に頼み、泌尿器科に連れて行ってもらう事に。

どのような検査をしたかは覚えていないが、先生から「そのまま、即入院」と言われ、
「明日から北海道に行く予定(※)があるけど…」に対して、
「そのまま入院しないと死ぬよ?」とのお言葉を頂き、断念。

(※:函館競馬場で有馬記念を見て、青森では放送されない「ラブひな」のクリスマススペシャルを見る、という予定。)

入院初期は一人部屋で絶対安静、面会謝絶、点滴に尿瓶という状況で、
「足が辛いけど、他は頭も体も大丈夫なのに、なんでこんなことに…」という思いが強かった。
それでも、大部屋に移動して、一人でトイレに行けるようになり、
年末ギリギリに退院する事ができ、以降は数回の経過観察で済む。

 

【考察】

一番の要因は、スプリットスクワットジャンプ100回という、本人にとって限界以上の負荷となるトレーニングと考える。

筋力トレーニングは、筋力が付いてきたら、筋力に対して徐々に負荷を上げていくべきで、

部活の顧問や先輩、コーチの言うままに、筋力に合わない負荷で、無理にやるものではなく、

その辺りは指導する側も理解しておくべきかと。

(とは言え、その先輩とは以降も親しくしてもらって、決して悪い感情を持っていない事を補足)