月組 Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA110! 6/30マチネ(東 | 晴れ、ときどき観劇。

晴れ、ときどき観劇。

30代OLの日常ときどき観劇、たまに旅行

 

京宝塚劇場)

 

 

思い残すことはござらん。

 

 

 
 
友会が急にデレてくださり、こちらのお席に座ることができました。

 

 

 
 
 
お分かりの方にはお分かりだと思うのですが、こちらのお席、ショーの男役群舞で黒燕尾の男役が銀橋にずらりと並ぶところ…で、空城さんド真ん前のお席でございました。
 
その前から良いなあと思ってはいたのですが、確信を持って好きだなと思ったのが2017年の鳳凰伝/クリスタルタカラヅカから。当時応援していた宇月さんが2018年に卒業されたので、それ以来6年、ゆるゆるとではありますが応援し続けてきました。考えてみれば宇月さんに完全に落ちたのが2016年頭だったので、2年半のファン生活…その倍以上の期間を応援させていただけたのか、と思うと感慨深いものがございます。
とはいえしばらくは燃え尽きていたし、本腰を入れて応援したいなと思ったくらいでコロナ禍に突入してしまってお茶会には一度しか参加できず、入り出待ちもなく、観劇しては短いお手紙をお送りする…くらいのものでしたが、見ていて飽きない本当にかっこいい男役さんで、私は大好きです。
もっともっとご活躍の場があればいいのに、あるに相応しいのにと思ってきて、次第にポジションも上がってきて、これからのご活躍が期待されていただけに今回のご卒業は残念ですが……、
 
でも、そんな空城さんの集大成とも言うべき黒燕尾を、目の前で、隔てるものはなにもなく、瞬きも惜しんで見られたことは忘れ得ぬ体験となりました。淡く照らされた大階段を背負って、眩しいライトを浴びて、ひとつひとつの動きとボーズが美しくて、ターンのたびに弾ける汗がきらめいて、うっかり危うく昇天しそうになるくらいに神々しい光景でした。危ない危ないまだ早い。
 
 
このお席は本当に…銀橋を通る色んな人と目が合うんですね……そうかと思うと本舞台の方とも結構目が合う。
印象的だったのはアヴァンギャルドで、センターで踊るちなつさんとずっと目が合い続けていて、実はちょっと後方にいる空城さんを見たい気持ちもあったんですが全く目が反らせなくて(こっちから目線を外すなんて無理)、そのまま終盤までちなつさんを追っかけてしまった。かっこよかった。

 

楽しみにしていた中詰めは、目の前に風間さんいるし階段からは生徒さんたちがハイスピードで降りてくるし、はわわわわわ……という感じだったのですが、風間さんが4回あるハイタッチチャンスを端(わたし)から順番に4席分、きっちりハイタッチしてくださいました。

ちゃんと目の前に来て前半踊って→ハイタッチ、次の人の前に移動して踊って→ハイタッチ、という職人のようなペース配分。そしてハイタッチ、強い!笑 わたしからは手を掲げる程度のささやかなタッチだったのですが、ペチペチ音が鳴るくらいの強さでハイタッチしてくださいました。

 

そんな風間さんは中詰め明けのA Pretty Girl Is Like A Melodyでご自身の腿を叩く振りで景気のいい音を立てておられて、なんだか大変元気がよろしくて笑ってしまった。可愛いな!

 

 
最前列でもオペラを手放さない女A(小さいほうにしました)

 

パレードはやすちゃんが目の前で、にこにこしてくださって可愛かった。

 

大満足で幕が下りる直前、空城さんにお手振りしてみたんですけど、すっごいこちらを見て手を振って下さったの。幕が下りるのに合わせて同じ方に首を傾けてくださったの。天使じゃない?天使だよね??

 

あ~~楽しかった。

これって9,500円で得ていい満足感じゃないんだよ………。こういうのを知っちゃうから、MR18,500円で愚痴大会を始めてしまうんだよ。比べられるものじゃないのに!分かってるけど!仕方ないの!人間だから!

 

 

……いよいよ来週は千穐楽ウィークですね…、自分がどこでどのような形で参加することになるかは未知数ですが、いずれかの形で見納め、見送りたいと思っております。ではでは。