特殊文字 | クレジットカードと上手に付き合うには

クレジットカードと上手に付き合うには

日々の生活をしていく中で、クレジットカードの上手な使い方を考えてみる。

国際ブランドカードは、それぞれ自社のマークを表す特殊な文字の印字型を本部が製造しにれを各国の指定印刷業者に付与する。

この特殊文字はカード面上に刻印されている。

磁気テープは、磁気層と超小型ヒューズ電気層との二重構造型など、いろいろな工がある。

その他回析バーコード技術などがあるが、いずれもコストあるいは特許の問題が障害となり、広く応用されるに至っていない。

まず、海外で行われた外貨建てのカード取引代金を自国通貨の円に換算すときに使われる「インターバンク・ビット・レート」を理解することから始めよう。

インターバンク・ビット・レートとは、為替市場における銀行間の為替売買取引に使われる相場の買い値を指す。

イシュアX社が発行したクレジットカードを持つY氏は、バングラデシュに出張し、ダッカのホテルに投宿し、数日後に国した。

Y氏は後日、X社から送られてきたカード利用明細書に記入されたホテル代金の円建て請求額を見て、円換算について疑問を抱き、X社問い合わせた。

旅慣れたY氏は、海外のホテルをチェックアウトするとは、ホテル宿泊代金が円でいくらになるかを計算するために、フロントに掲示されている、その日の現地通貨の米ドル相場を必ずメモることにしている。

その日のホテル代金は10.000Taka 、米ドル相場は1ドル=50Takaであるので、ドル建てのホテル代金は200ドルであった。

しかし、帰国後請求されたホテル代金は、そのときの東京市場ドル相場、ドル=110円で換算すると22,000円であるべきところ、25,300円と、5%割高となっていた。

海外でカードを利用した人々の中には、この種の疑問を感じた人が少なないと思われる。

この疑問を解く一助とするため、国際ブランドカードを外で使った場合、外貨建て取引代金は、どのようにして円に換算され、会員に請求されるのか、また、その換算プロセスの中にどんな問題があるのかを知る必要がある。