今回の記事は、お時間と心に余裕のある人だけ読んでください
今日、
「悲しい」という感情をすごく久しぶりに体験しました。
10年前に大好きな祖母が亡くなって以来。。
昨年、整理収納アドバイザーの資格を取り、たくさんのお客様に喜ばれ、やりがいを感じています
心理学やヒーリングをベースに、
私自身の体験から、持ち物を少なくすることで 家事や生活が楽になる
〔快適な空間作り〕を提案してきました。
今回のお客様からのご依頼は、
3月に引越したけど荷物が多く片付かないので手伝ってほしいとのこと。
初回の訪問。
リビングに積み重なった山のようなたくさんのダンボール。
他のお部屋も荷物がギッシリで、中身を出す場所がありませんでした。
ダンボールを数えると80個もあり、
3分の2は本やアルバムが入っている状態。私のほうで、要不要の確認をさせて頂くのですが、お客様のお話が延々と続き 3時間で15個のダンボールを片付けるのがやっとでした。
大切なモノや大量にある思い出の品のストック。
お客様の生活はもちろん大変でお困りの様子、、
そういうことで、2回目の訪問の際
ちょっと気が重かったのです。
到着後、指示通りに黙々作業を始めて
間もなく…
「ガシャーン」という不吉な音が!!
私の不注意で、陶器のお花が落ちてしまったのです
プチプチに包まれてたのが不幸中の幸いでしたが
「大変申し訳ありません…」
と深くお詫びをし、包装紙を開けると
一本のお花の茎がポキッと折れていました
イギリスの由緒あるブランド
エインズレイの陶花は
30年前にご友人からプレゼントとのこと。
「大切な物を壊してしまって、本当に申し訳ありません。弁償させて頂きます」と伝えると、すぐにネットを検索されて 本社に問い合わせていらっしゃいました。
当時は60ドルだったそうですが
今は買えないものだから、3万から5万円の価値になるらしく
「間をとって4万円払って下さい」と請求されました。
実際の画像です
この時、
「私だったら、請求しないのに」と思ってしまい、悲しくなったのです
でも、お客様の立場になったら
「大事なものを壊されて悲しい」ですよね。。
私自身、過去や物質に対してあまりとらわれなくなったので
価値観の違いに対して反応してしまったのだと思います
心臓がバクバク、足もガクガクになりながら
なんとか、4時間で50個のダンボールを片付け、紐でまとめて終了しました
。
真逆の価値観の人が現れた時にも
違いを間違いと見ないことを
忘れて、
否定してしまったことも反省。
その人にとっての大事なものと
私にとっての大事なもの
は、大きく違います
それをしっかりと学んだ一日でした。
いつも疲れなしで活動してますが
今日はさすがにグッタリで帰宅。。
ミルクティーにシュガーを入れて
ほっとひとやすみ…
娘に電話で聞いてもらい
「大変だったね!商品券あげるよ」
主人も「わざとじゃないから大丈夫だよ。僕のお金を使って」と励まされ
なんとか元気になりました
相談してない友人からも嬉しいメッセージが届いていて感謝✨
だんだん気分が回復しバラ色に…🌹
結局ハッピーエンドで
一日を終わりました
明日、もう一度 お客様のお宅へ
感謝の気持ちでお仕事してきます
最後までブログをお読みくださり
ありがとうございました
margaret ami