本格的な夏の到来を前に、京都の伝統工芸品「京うちわ」づくりが最盛期を迎えている。京都市山科区の「塩見団扇(だんせん)」では、水辺の風景や朝顔など涼しげな絵柄のうちわが作業場に並んでいる。

 色とりどりの絵が描かれたうちわ面に、竹や杉の柄を取り付ける「差し柄」構造が特徴。涼をとるだけでなく、浴衣の帯に差すなど装飾品としても親しまれている。

 梅雨を控えた今がうちわづくりのピーク。同社の秋田悦克(よしかつ)社長(48)は「天然素材で動力いらず。見た目にも楽しい京うちわは、現代にぴったりのエコアイテムです」。

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