山形遠征4軒目。
1861年創業の「水車生そば」へ。
遂に来ました!山形のレジェンド!
山形県のご当地ラーメン 鳥中華の元祖。
店名にもなっている水車があり、バカでかい店舗は車が約90台、座席はなんと200席もあるありえないでかさ!
少し時間を外しての訪問でしたが、もはや観光地並みの人、人、人!
団体客も多く、数台のタクシーで来たりとかザラすぎてビックリ。
行列店とかそういうレベルですらなく、バンバン案内されバンバン出て行きます。
当然、それ一択です。
程なくして着丼。
全国を主として食べ歩いているラヲタであれば、憧れる1杯というのは必ずありますし、絶対押さえるべき1杯というのは必ずあります。
その両方を満たしてくれる水車生そばの鳥中華が目の前に。
最高です。
もう正直食べられただけで大満足なんですが、スープは蕎麦汁が元なので、和風出汁に甘めの醤油が特徴的。
油分は天かすと鶏肉由来程度のものですが、物足りなさはなく美味しいです。
特に天かすでちょっとスープが補強されるあたりはちょっとしたラーメンぽさも出ていいなあと。
蕎麦汁が好きじゃない人ってそういないでしょうし、誰でも安心して食べられる味なのではと思います。
スープというかお汁ですね。
山形の麺としては存在感が弱いようにも思い勝ちですが、それでも十分すぎるうまさですし、茹で加減がどうとかそういう話ではなく、郷に入っては郷に従えの精神で味わうのがご当地ラーメンに対する礼儀。
繰り返して言いますが、とにかく食べられただけでも大満足ですし、普通に美味しいんですからそれでいいのです。
ちなみに店前の水車の前に石臼がありましたが、穀物を潰すために水車と石臼を使用しており、水車生そばでは石臼を水車で動かし製粉しているそうです。
ホロホロで味がよくしみ込んでいて美味しいですね。
憧れの1杯が食べられて大満足でした。
ごちそうさまでした。