評価額がマイナスのときはどんな気持ちですか?

 

こんにちは、vtvtivooです。

 

皆さんは、株式の評価額がマイナスのときはどんな気持ちですか?

 

広く分散された、低コストのインデックス投資は、長期保有することができれば報われる可能性が高い方法です。

 

それでも、

「1年という短い期間の中ではマイナス30%からプラス40%くらいの範囲で動くものだ」ということを理解していても、

 

購入価格1000万円

評価額900万円

マイナス100万円

マイナス10%

なんてものを見てしまうと、ちょっと嫌な感じがしますね。

 

私も投資を始めた去年はそんな感じでした。

 

最近は、

マイナスの時にこそ続けることで平均購入価格が下がり、値上がりした時に評価額が増えていく

ことが実際にわかるようになったので、全然苦しくありません。

 

とは言っても、私が投資を始めてからはいわゆる大暴落はまだありません。

 

コロナショック、リーマンショック、ITバブル崩壊といったイベントを投資家としては経験していません。

 

 

これから何年後かに起こるかもしれない大暴落で、

購入価格1億円

評価額5000万円

マイナス5000万円

マイナス50%

みたいになった時に今と同じことを言っていられるかは、経験していないので分かりません。

 

投資をするにあたり、かなりの期間生活費に困らない程度のキャッシュは確保しています。少なくとも仕事をして給料をもらえる状況であれば、金銭的に困ることはありません。あとはその時に冷静にいられるようにいろいろ気持ちの整理をしておく必要があると思います。

 

 

 

オルカンの評価額がマイナスの時に投資を続ける効果についてシミュレーションしてみました

 

 

上のグラフは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、いわゆるオルカンに毎月5万円を積み立てたときのシミュレーションです。

 

オルカンが設立された2018年10月から、毎月月末の基準価額の時に、毎月5万円を積み立てたという設定です。

 

青い折れ線グラフは基準価額(一万口当たりの金額:左の縦軸)

緑の棒グラフは積み立てた購入金額(右の縦軸)

灰色の棒グラフは評価額(右の縦軸)

です。

 

購入金額270万円

評価額345万円

損益プラス75万円

損益プラス27%

になりました。

 

 

一方このグラフは、

損益がマイナスの月は積み立てを中止したと仮定したものです。

 

購入金額220万円

評価額263万円

損益プラス43万円

損益プラス19%

です。

 

オルカンが設立されてからの大きな値下がりといえば、コロナショックです。日常の全てにおいて不要普及の自粛という未曾有の状況で経済が落ち込んでは大変と、各国は異例の金融緩和を行いました。その結果、値下がりの期間は非常に短かった、というのがコロナショックでした(このシミュレーションでは毎月月末の基準価額を使用しています。実際の基準価額の落ち込みはもっと激しかったのですが、ここでは割愛します。)

 

このシミュレーションだけでも、損益がマイナスの時に積み立てを継続することで最終的な利益が大きくなることがわかります。

 

とはいえ、このコロナショックの時にたくさん買えなかったことを嘆く必要はありません。

 

私たち長期投資家にとってこの2018年から2023年という5年間は、今後投資を続ける何十年という期間と比べれば短期間です。これから続けていけばそれでいいです。

 

これからも起こるであろう『〜ショック』の時に投資をやめないことが大切です。

 

つい私たちは損益プラスの時にイケイケの気持ちになり無理をして投資額を増やしてしまったり、マイナスの時に投資をやめてしまったりしがちです。

 

インデックス投資は最高得点を目指して頑張りすぎる必要がありません。

 

『〜ショック』でオルカンがバーゲン状態の時に、余裕を持たせていた資金を投入!というのができなくても、

 

最悪のこと(『〜ショック』でマイナス何十%みたいな時にパニック売り)をしなければ、それでいいと思います。

 

皆さんの意見をぜひ教えてください。

 

 

まとめ

 

評価額がマイナスの時に積み立てをやめなければそれでいい

 

大暴落はチャンス、でも無理は禁物

 

 

 

過去記事紹介です

 

↓過去記事①↓

 

新しいNISAの最適解は、
 
  1. つみたて投資枠の「全世界株式のインデックスファンド」を
  2. 「無理のない範囲」で最大限(年間360万円まで)

について解説しました。

とはいえ、無理して360万円を捻出して、大暴落の時に泣く泣く取り崩す、とか、現金が欲しくて借金する、ということにならないよう、ご注意ください。

 

 

 

 

 

↓過去記事②↓

 

個人投資家が株式投資を行う場合、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)などの全世界株式のインデックスファンドを淡々と積み立てることが現実的で効率の良い方法です。

 

 

 

 

↓参考にした書籍はこちら↓

2024年からの新しいNISAが決まる前に発行された書籍ですが、本当にためになる内容でした。この本に出会えたことに感謝です!

 

 

 

 

 

 

 本日は最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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