マルチアンプの夢は「ずーっと」持っている。
構築するために必要な投資金額を考えれば夢だと思っていた。
ところが今回、たまたま格安DSPアンプが出ていた。
パワーアンプは50w*4、100w*1
すべてチャンネルデバイダー可能 5ch出力
仕様は High*2 Low(MID)*2 SW*1
ケース・表示パネルなど無し 253RMB 5500JPY
アナログ入力・ブルートゥース入力だけではなくPCからの
USB入力対応に対応しているのがポイント。
チャンネルデバイダー、EQはDSPで処理。
USB入力は16bit 48kまでではあるが、DSPまでフルデジタルが可能。
パワーICはTPA3116D2が3pcs搭載されている。
パワーIC無しタイプは現状販売予定は無いとのこと。
出力コイルは22uHで微妙。サブウ-ファーのコイルは外さないと解らない。
電源はスィッチング 24v 350w 78RMB 1700JPY
ケースはいぜん壊したガレージメーカー製 USB DAC のケースを暫定利用。
ノイズフィルタは前回作ったパワーアンプの時に買っておいた予備品を使用。
パワーアンプ 変更 | 中国生活 from shenzhen (ameblo.jp)
コンデンサブロックはとりあえず無しで。
とりあえず音が出るように組み上げていく。
残念な音だったらすべてが無駄になるし。
早速音出しであるが、ツィーターを始めにつなぐのはチョット怖い。そこでツィーターには、使っていないフルレンジをつないだ。
調整用のソフトをダウンロードして早速調整してみる
調整項目は多岐にわたる。
このタブは
スルー、HPF、LPF、帯域分割の設定(解らない分割もある)
周波数・減衰量・レベル調整
下の行はEQ、動態調整、その他モロモロ。
現状TPA3116D2オリジナルとしては優秀。
POP音は無いし入力変化によるノイズも無いので、それなりの対策はされているような気がする。
スルーの音はややドンシャリ気味。
しかしチャンデバ設定で音がコロコロ変わる。
現状でもそこそこのレベルなので、手元にあるコンデンサブロックを取り付けてみる。
大まかな設定をアンプに書き込む。
その後、本来のツィーターにつなぎ替え。
ここから2時間、イロイロやってみた。
クロスを変えると性格がかなり変わる。
Fostexのウーファーは5kHzでも問題ない。
しかし透明感はツィーターにかなわない。
このツィーターもSPECがわからないが
音を聞く分には2kHzは十分行けそう。
クロスを2~3kHzまで下げ、透明な高域を取るか、
クロスを4~5kHzまで上げ、躍動的な中高域にするか
どちらも【アリ】なのだ!
コンデンサー変更のレベルではない。
一昨日は3.5kHzがBestと思っていたが昨日は4kHzがBest。
今、ATTは-24dBのままであるが、これはこれでまた変化が大きいんだろうな! これはオモシロイ!
チャンネルデバイダーの泥沼が始まる!
このDSPアンプ、入門用としては十分すぎる内容。
在庫品を利用したのでケース・コンデンサなどは入っていないが 331RMB 7200JPYと格安。
DSP処理がPCの画面上、マウスで変更できるのが素晴らしい。
ガレージメーカー製ソフトの出来がどうのこうのなど、細かい所はどうでもよく感じる。出来れば良い!
ソフトは実行ファイル1個だけというシンプルさ。
i5-12400で起動に1秒もかからない。
しばらく、コレでやってみよう。
段階的に電源の中国製アルミ電解コンデンサを導電性高分子、
カップリングをECPUか村田のMLCC、コイルは10uHなどの交換でかなり変わりそうだし、最後は動作周波数を上げればディスクトップのメインで行けそうな気がする。
最後はTPA3116D2手前のアナログ出力を取り出して別のアンプを使う方法もある。