先日、父が永眠しました。
80歳でした。
病名は肺小細胞癌。
進行の早い癌だそう。
先生の言う通り、見舞いに行く度に様態が悪化していくのがわかるくらい進行が早かった。
そして、入院してから約3週間。
鎮痛剤の投与で眠るような最後でした。
70歳近くまで現役で仕事をして、引退後の10年間は悠々自適。
大好きな酒・タバコを一生涯、入院直前まで思う存分嗜み、止めるくらいなら死んだ方がマシだ!と、豪語していた父。
晩年は、おじいちゃんっ子の孫たちにも懐かれて、子供好きな父はとても幸せそうだった。
そして最後は、
長々と闘病生活を送ることも無く。
辛い痛みに苦しむことも無く。
家族に負担をかけるようなことも無く。
この時を準備していたかのように静かに眠るような旅立ちーーー🕊
好きなように呑み吸いしてきたんだから病気は必然。
一抹の寂しさはあるものの、悲しい感情は無し。
葬儀は家族・親戚のみで執り行い、仲の良い兄弟、大好きだった甥姪に囲まれて、涙と言うよりは、思い出話で賑やかなお別れの会となりました。
人はいつか死ぬ。
どう生きるかも大事だけど、同じように、
”どう死ぬか?”
も大事なのかもしれません。
趣味も好みも全く合わない、反面教師のような父だったけど、最後にいい勉強させてもらいました。
52年間ありがとう。
そして、
80年間お疲れ様。
合掌🙏
nabechan-ok!☀️🌙