2010年8月8日(日)
午後5時の部屋の温度は32度、机に向かっていると苛々する。
腰痛の痛みもあり、クーラーをかけずに我慢しているのだが限界である。ついつい余計な事を考えてしまう。
先日、書店に行った時に「西の巷説百物語」が積んであった、物語は上方、つまり登場人物の言葉は「大阪弁」で書かれている。
「大阪弁」は、私の住んでいる大阪の言葉である。厳密に言うと、東大阪市在住なので「河内弁」であるが、「大阪弁」も「河内弁」も昔からの‘言葉’を使っている人達は少なくなってきているように思う。
【吉本新喜劇】のセリフはアレンジしすぎて、「大阪弁」とはすこし違うように感じる。いわば、「吉本新喜劇弁」であろう。
セリフを聞いていると「ごめんやしておくれやっしゃ」など、ついつい真似をしたくなるのは、大阪の人間ばかりではないだろうと思う。
一冊の本が手元にある。「大阪弁のある風景」三田純市著(1987年発行)に書かれている言葉の中には、最近では聞かれなくなった言葉も多くある。
「じょらくむ」(あぐらをかく)
「あたん」(あだ討ち、仇をする)
「えずくるしい」(吐き気を催す表現よりも、すこしやわらかい?表現)
「こっつく」(骨つく、武骨等の意、米朝落語にはあるらしい)
最近、聞かへん言葉でんねん・・・・・・
ほな、さいなら。