刀剣乱舞:義伝暁の独眼竜Blu-rayをやっと見終えたんだけれど

zikのバカのせいでストップしていた

 

虚伝燃ゆる本能寺の時も思ったんですけれどね

あの時は明智光秀役に久保寺昭くんだったんです

彼は実写版セーラームーンのクンツァイトを演じた人で、それ以上に舞台俳優で実績を前から積み上げていた人

そういうひとがキーポイントの明智光秀をやってくれたから芝居が成立したかなと思えたんですよ、あの時

なにせ、たぶんですが、ゲームとは違って歴史上の人物が生きている時代に関わる刀剣男士を描くのがこの舞台ですから

史実の人物が魅力的でなければお話になりません

前の主でもありますしね

 

そして、今回の暁

 

やっぱりと確信しました

 

 

もちろん、刀剣男士はうまいです

2.5次元舞台俳優の中でも実力者を選び抜いている

武道の心得がある人も多いので殺陣がとても見ばえする

三日月宗近の鈴木拡樹くんの演じ方は虚伝とは違い、義伝のときは声のトーンも変えてきた

ますますじじいというよりも未来まで見据える得体のしれない神様ポジ

何をこの顕現した三日月は内に秘めているんだといろいろと考えさせられるような含みを演技で仕草で目線で見せてくれる

見た人はわかるシーンですが、劇場ではこの表情の変化どれだけ伝わったのか

 

 

なにかを見ているのは三日月宗近ただひとり

近侍である山姥切国広ですら知りません

それを一人で背負って本丸の実力を高めるまで見守るポジションに徹するじじい

若手で(30代の俳優さんに若手もないですが)こんなふうに幻想的に思わせぶりな芝居ができる人はそうはいないでしょう

刀剣乱舞の顔です、やはり

だからこそ、今年の新作の後が怖いんですけれどね

あらまっきーにこれからを委譲しそうなんだよなあ

折れないといいけどなあ、三日月宗近

 

歌仙兼定も三日月同様、日舞の動き方をすごく意識していて腰を落とした足の運びをしていました。舞台からのはけ方でよくわかりますが、これ、経験者でないと難しいと思います

剣道やってましたけど、踏み出しが身につくまで3年はかかります

それでもできない人はできません

体の移動が日常とはかけ離れすぎなんですわ

さすがはわだっくま

 

あとはやはり黒鶴丸

健人くん、前の中の人よりもゲームのキャラ寄り間違いない

徹底してましたね

黒と白の声の違いの芝居、きれいでした

 

それぐらい刀剣男子たちはうまいんですが

ごめんねミュキャス2nd以降のメンバー

やはりね、軽い。芝居も動きも

刀剣男士の設定が付喪神であり人間ではないので軽いのは当たり前と言えば当たり前

でもですね。芝居には、物語にはそれなりの重みが必要

それを補足するのは人間

 

伊達政宗:富田翔 
細川忠興:早乙女じょうじ 
片倉景綱:高松潤

 

このベテラン3人あってこの舞台は間違いなく成立した

生きている人間の営みが垣間見え息づいたからこそ

時代改編の目論見の邪悪さが引き立つ

ベテランさんがいないと商業芝居として先はないかもとすら思う

いずれ飽きられる可能性もありそう

 

とみしょーとじゅんさんの芝居がやたら目を引くったらありゃしない

 

 

 

とみしょーはアバレンジャーから追っかけてますが、いろいろいろいろあったせいか

おそろしく変わりまして

どんな役柄でもその役そのものを体現出来ちゃう人なんです

本人が全く舞台に現れません

だからこそ、物語がより深く成立してしまう

一番顕著なのはコメディなんですが(得意の客いじりはやめよーね)

黒甲冑を生み出してしまった天下を狙える時代に生まれえなかった無念と執念

これぞ伊達政宗の生涯を貫いている根幹そのものであり

 

死の床の上の演技はよくもまあという感じ

臨終の間際に立つからこそのへっぴり腰と倒れ方、力の抜き方、声の発しかた

 

 

「これが、俺とお前の義の行き着く黄昏なのか…」
「これは黄昏などではない…まだ暁の刻…伊達と細川はここからが夜明け…

九曜と竹雀の、えにしよ」

 

脚本、うまくタイトルに集約させましたね

伊達政宗と伊達刀の物語かと思いきや、伊達と細川の物語であったという

 

義伝暁の独眼竜

詰め込みすぎのきらいはありましたが、総じて素晴らしかった

生の舞台を見に行った人はもちろん引き込まれたでしょうが

ライビュ観劇のひとも息を抜く暇はなかったでしょう

 

Blu-ray&DVD発売記念イベント、円盤化してくれ頼む

 

最後に、出演キャストから一人ずつ挨拶。

高松「出演したみんなと作品を振り返ることなんてなかなかないんです。DVDを制作してくださったスタッフさん、ご購入していただいたみなさんのおかげです。本当にありがとうございました」

富田「こんなに温かい空気を作ってくださってありがとうございました」

和田「歌仙兼定としてまた戻ってこられるように頑張ります」

納谷「次回公演の稽古が始まっているなかで、みなさんの反応とか見ることができて、より頑張ろうと思える糧になりました。これからも応援よろしくお願いします」

橋本「久しぶりにこのメンバーで懐かしい思い出話ができて、幸せな時間を過ごすことができました。」

東「僕もDVD見たんですけど、すっごく映像が綺麗です。また帰ったら、僕らの話を思い出しながら見てくれたら嬉しいです。これからも舞台『刀剣乱舞』の応援よろしくお願いいたします」

荒牧「このメンバーで楽しい素敵な時間が過ごせて嬉しかったです。今できることに全力を尽くしたいと思います」

鈴木「またこの作品に戻ってこられるように精進して、この作品をもっともっと盛り上げられるようにしたいなと思いました。そして皆さまのおかげで、こちらの作品がDVDの部門でもブルーレイの部門でもオリコンチャート1位をいただきました。さらに多くの人にみていただけることが嬉しく思います。これからも全員で突っ走っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。」

と感謝の言葉を伝え、大盛況の中、イベントは終了した。