アマチュア界の絶対王者・福田初防衛戦

7/27.....


＠新宿フェイス…



また、この日が来た.....


アマチュアタイトルマッチ挑戦権決勝戦！！
（※このトーナメントはJ-NETWORKが主催する大会で予選トーナメントから行われ、優勝者が昨年の王者と戦いアマチュア界最強王者を決めるもので、全アマチュア界で最も権威のある大会と言われている）


某有名雑誌副編集長･福田秀芳は昨年このトーナメントを勝ち抜き、現在絶対王者として君臨している…



そんな福田拳法家の今回の相手は人類激戦区ミドル級を巧みな技術と素晴らしいファイティングスピリットで勝ち上がってきた猛者…


挑戦者決定戦では首相撲とキックで相手選手を完封し勝ち上がってきた。


しかし、こんな強豪相手に私(北斗)は一切の不安･心配はなかった。


何故なら福田拳法家は並みのプロではついてはいけないほどの激熱なスパーリングを実行している漢(おとこ)！


常にプロのチャンピオン選手達や先生達と何ラウンドもスパーリングをしている。


福田拳法家は何度倒されようとも牙を向き、相手に噛み付くために立ち上がっている。
決して心が折れることなく、格上の相手にさえ勇敢に立ち向かうマインドの持ち主！

その根性･ファイティングスピリットは今大会において一番であると私は確信している。


また…


その様な激熱コースを乗り越える福田拳法家の強さは言うまでもなくアマチュア界最強クラスである…


そんな福田拳法家に不安要素かわあるだろうか.....？



いや、あるはずもない！



時は来た.....！



今日、福田拳法家はアマチュア界の絶対王者はどんな試合を見せてくれるのであろうか…！！



試合が近づく。




さすがアマチュア無敗の帝王。




リラックスし選手達と雑談をしている。



しかし、その優しい瞳の奥には勝負の炎が燃えているのを私は見逃さなかった…



北斗『今日の福田拳法家はやってくれる…！！』


そして試合の刻(とき).....



福田「シャーーーー！！！！」




獲物を狙う猛獣の眼になった…！




レフリー「リング中央へ」


並ぶ二人の猛者。


並ぶと福田拳法家が大きく見える。



身長はもちろん…



しかし、何より鍛え上げた身体はビルドアップされ相手の選手よりも一回りは大きい。


福田拳法家はこの日のために身体をいじめ抜いてきた…



北斗『飲み込んだな..... (ﾆﾔﾘ)』



レフリー「ファイッッッッッ！！！」


カーーーーーン！！！！！


立ち上がりは静かなものであった.....


まるで武者が真剣を抜き対峙しているようだ。


空気が張りつめる.....


その瞬間！


福田拳法家は張りつめた空気を切り裂く鋭い右ミドルを放つ！


スパーーーーン！


相手の左腕がしなる！

苦痛の表情を浮かべる。

北斗『効いたか！？』

福田拳法家のキックはプロの第一線で戦っている私でも驚く威力！

プロの世界でもなかなかいないほどの威力！！


しかし、相手も猛者。


蹴り返す！


その蹴りに対して福田拳法家はカウンターを返す！



フック、ストレート！



そしてそこからの得意の膝！！


首相撲からの膝･膝･膝！！


膝地獄！！！！


福田拳法家の首相撲は並みの首相撲ではない。


激熱スパーリングコースで手にいれた一級品。そのテクニックは相手を凌駕した！


なにも抵抗するすべがなくなってしまった相手。


容赦なく膝蹴りを繰り返し刺す！


しかし、相手も猛者中の猛者。


腹が効いてながらも気合いで立ち向かう。



ナイススピリット！


しかし、福田拳法家は逃さない！


膝地獄！！！！


一方的な試合となった.....


カンカンカン！



そして試合は終焉を迎えた。



レフリー「判定.....






赤･福田！！！」




福田選手の3-0のフルマーク勝利！！



盤石な試合！！



きっと福田拳法家は向こう十年防衛するだろう…



防衛おめでとう…



より高みを目指し、共に鍛錬していこう…！！



ベルトの似合う男・福田拳法家の闘いは続く…！！！

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