領収書やレシートがない場合は経費になりませんか?
経費の支払いの証明として、
領収書やレシートは保管する必要があります。
では、領収書の出ない場合やレシートをなくしてしまった場合は、
経費にできないでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
その場合は、市販の出金伝票やエクセルなどで作った
支払明細書に内容を記載して、保管すれば大丈夫です。
記載に必要な内容は、次の5点です。
1.支払った年月日
2.支払先
3.支払った金額
4.支払った内容
5.領収書がない理由
自動販売機で購入したジュースや
取引先のお祝いやお見舞いなどを支出した場合は、
領収書が出ませんので、その旨を記載しておきます。
なくしてしまった場合も、その旨を記載しましょう。
この出金伝票や支払明細書の作成を忘れると
「支払っているのに、経費に計上されない」
というもったいない状態が起こります。
そのためにも、支払ったらすぐに、
付箋に1~4の内容をメモ書きして、
レシートと一緒に入れておいてください。
そして、会計ソフトに入力したり、
現金出納帳を記載するタイミングで、
忘れずに、出金伝票か支払明細書に記入しましょう。
事業に関連している経費を漏れなく計上することは、
一番簡単にできる節税です。
小さなことですが、習慣づけすることが大切ですね。
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神戸市西区の税理士 藤本会計事務所