街はクリスマス
…も終わりましたか
幼少の頃は、クリスマスを楽しんでいたのですが
10代の頃あたりから、クリスマスはテレビやメディアの中の出来事みたいな感覚がありまして
どうも生活の一部である、という認識が薄いのです
そういえば、バレンタインデーなんかもそうです
それでも、夜の街がクリスマスで彩られているのを見ますと
それなりに12月の風物詩を感じるのでした
そういえば、最近はこういった季節のイベントや風物詩も過ぎてしまえば完全に消えてしまうようで
今日のクリスマスも、明日には街から消え失せて
年の瀬と正月の風を肌に感じるようになるはずです
以前は、終わったあとの余韻が残っていたような気がしまして
かの徒然草でも、桜や祇園祭の終わったあとの風情がよい、と記されておりました
物事のグラデーションやフェードが失われて
季節の移り変わりも、流れというよりも区切りという印象が強くなっております
と、小難しいことを考えたクリスマスの夜ですが
なんだかんだ言いながらも、昨夜はクリスマスケーキをいただいたのでした
さて、令和三年もあとわずか
年の瀬と新たな年の風情を楽しみましょうかね