こんにちは。
週末はいかがお過ごしでしたか?
私は謎の高熱でした。幸いコロナは陰性。
おかげでゆっくり読書したり、休息の時間がとれました。
今回はとかく悪いイメージの多い裏声についてお話します。
ロックとか、
Jポップでも特に元気な曲が
好きな方がよく言われるのが
「裏声を使いたくない」という言葉
●裏声はカッコ悪い
●裏声になると急に声が弱くなる
●地声と裏声の切り替えがうまくいかない
●裏声は地声が出ないから仕方なく使う
●裏声を使いたくない
こんな風に裏声にはいろんなマイナスイメージが
つきまとっています。
裏声はかっこよくないのか?
使わない方がいいのか?
結論を申し上げますと
「NO! 」です。
さらに申し上げると、このように声を
「地声」と「裏声」に分けて考えることが
あなたの裏声をかっこ悪くしている原因のひとつと言えるでしょう。
裏声は「声の一部」です。
なぜならば、
「声」は「地声」と「裏声」が分かれているものではなく、
「つながっている」ものだからです。
声は空気が声帯を通る時に起こる振動で
生まれます。
(この時点では音量も響きもまだ非常に小さな声の赤ちゃんですが)
声の元はひとつ。
地声と裏声は別のものではありません。
一対の声帯の使い方、状態で
声の要素(地声の要素、裏声の要素)が
絶えず変化を繰り返しています。
分かりやすく話声で考えてみましょう。
ちょっとテンション高めで
「え~っ、そうなんですか?」
と言う時、
「え~っ?」と「か?」のところは
実は裏声なんです。
と言っても完全な裏声ではなく、
「裏声の要素を多く含んだ声」です。
そして、もっとテンション高め、
何か驚いたり、嬉しいことがあった
「え~~~っ!!!」
これは先ほどよりもさらに裏声要素の多い声になっています。
このように、
ひとつの文章の中(え~っ、そうなんですか?)で
地声と裏声(厳密に言うと、
「地声要素の多い声」から「裏声要素の多い声」)へ
変化を繰り返しているということ。
歌も同じです。
(歌声はより複雑)
ひとつのメロディの中で
いろんな要素の声へと変化を続けている。
よって、
地声で歌う、裏声で歌うと
分けて考えないことをお勧めします。
(特に裏声に悩んでいる方は)
声はひとつ。
つながっている。
かっこ悪くなんてない。
使いかた次第で
あなたの声にかっこいい要素を
ふんだんにプラスしてくれる
大きな武器です。
〜次回はこの問題にチャレンジしている
ある生徒さんのお話をしたいと思います〜
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