ナチュラルヴォイス研究所という名前で、研究とレッスンをやっていますが、考えてみればブログやsnsに、それについて書いたことなかった。(HPには書いてあります)


「ナチュラルボイス」=「自然体発声」
身体や喉の構造や本来の機能(動き方)に沿った発声。又それを開発拡張した発声法。
簡単に言うと、身体や喉に無理をさせずに自由に歌える声

 

これは僕の基本理念ですが、楽器を雑に扱ったり無理な使い方をしても、機能が損なわれるだけで、自由な演奏や表現は出来ない。歌は喉や身体が楽器になる。だから喉や身体の自然な動きを理解し、それにそぐう方向に開発し拡張ていくことが、歌唱表現をより自由にしてくれる。究極は頭の中の音のイメージが勝手に体や喉を動かして歌わせてくれる状態になる。

これが「ナチュラルボイス」(自然体発声)の考え方。

そして自然体や自然な発声「ナチュラルボイス」がなかなか難しいのは、普段の生活の中の色々な動きが、体にとって自然ではない動きをしていたり、体にとってよくない癖やルーティーンを、そうとは気がつかずに続けている事が大きな原因。
例えば、TV、パソコン、スマホなどを長時間使えば、大概は身体をイレギュラーにする。例えば、目の疲労が首に影響し、姿勢に影響し、姿勢は呼吸の癖を生む、首の力みは喉や顎の癖を作る。もちろん遺伝や育った環境にも影響を受けている。
他にも、育った環境、親の生活習慣、又、心理的な閉塞感や思い癖も表情筋や腹直筋の癖を生む。
そしてそれら多くの原因から、イレギュラーの方向や度合いは人によって全く違うものになる。

又、別な機会に詳しく書こうと思うが、日本語という言語の発声の傾向が、喉の動きを楽器のように動かせなくなる傾向を持っている。
だからこそ、本当に自然体発声「ナチュラルボイス」は今やなかなかむずかしい事になっているのかもしれない。

しかし本来は、誰にでも備わっている発声であるのだから、考え方によっては、色々な思い込みや癖を捨て、自然な身体の使い方やバランスを思い出すだけで自由に歌えるという事。何かの楽器の演奏や競技の訓練を1からはじめるよりもずっと簡単で誰にでもできる事、でもあるはず。

そんな風に考えて、身体や喉の動きを研究し、人の動きのイレギュラーを読み解きながら、自然な方向に誘導するより効果のある方法を追求しています。