誰しも本来は天才的で独創的な才能があるんだよ。
それは具体的な職業だとか職種とは違う。
例えば「ビートたけし」さんや「レディガガ」さんみたいに、ジャンルや分類を超越した存在なんだ。
ビートたけしさんなんてもはやコメディアンなのか映画監督なのか、というより「ビートたけし」だ。
ガガさんなんてミュージシャンやアーティストというより革命家のような存在だ。
それが本来の人の姿だ。
魂の発露、具現化、現実か、才能の発揮、言い方はなんでもいい。
社会から認められるかどうかなんてどうだっていい話なんだ。
とことん自分自身であること!
妥協なく自分の人生を生きること!
それが出来た人は、精神的に悟り領域に到達する。
それが出来た人たちは引き寄せ合う。
それが二極化する世の中の『本来の自分を生きる』グループだ。
全人口の5パーセントから多くて10パーセント未満だが、この人たちが地球上の全てを司っている。
一方、二極化する『偽りの自分を生きる』グループとは、一般庶民たちのことだ。
残念ながらこのテキストを読んでいるあなた方の99パーセントはここに分類されている。
当然だ!
生き方が甘いんだよ!
覚悟が足りないんだ愚か者!
非難されることや批判されることだとか、孤独になることだとか貧しくなることだとか、つまらぬことに葛藤しおって。
捨て身になれよ!雑魚ども!
で、その偽りグループには4つの意識レベルがある。
1 最下層「やりたいことがわからない」夢も希望もない言い訳ばかりの人生
2 下層 「勝ち組負け組」他者との競争の世界で他人をすごく気にする人生
3 中間 「自分さえ良ければいいです」自己満足の人生
4 最上層「人や社会を幸せにしたいけど、常識が苦しい・・・」社会的には活躍しているが善人ゆえに自分を犠牲にしがちな人生
ということは、1から4に飛ぶのは無理だ。
本音でどうか?
自己診断のことを聞いている。
本音で自分が2にいると感じるなら、まずは自分さえよければいい3を目指すことだ。
3を経験した私からいえば、確かに個人としては充実して気持ちがいいステージだった。
だがその心地よさの中に、一点の曇りが生じた。
それが「何やってるんだろう?本来の夢は?使命は?」だった。
魂は常に崇高で気高い願望を持っているから、それを発揮しないことへのフラストレーションが湧いてくるものなのだ。
そうして4を経験したわけだが、これはこれで忙しいけれども充実感があった。
良いことをやっている実感が感じられるからだ。
使命を果たしている感覚があった。
しかし、偽りは偽り。
よりよく使命を果たそうと考えると、常識や優しさという他人が定めた基準の元では到底やっていけないことがわかった。
本来の自分を隠している限り、永遠に成功することはできない。
永遠に才能を発揮することができないんだ。
私は偽りステージ4にいる人々、つまり本来の自分を生きるのに最も近い場所にいる人を応援したい。
そこまで来れば、なぜ本来の自分で生きるしかないかが直感的にわかるだろうから。
生きている間に一体何人の『本来の自分を生きる』人を作れるかわからないが、世界秩序の再構築のためだ。
完遂!