分析を初めて受けてから4年。

やっと私は、自分の生活習慣を見直す気持ちになりました。

と言っても、相変わらずブログも小説も書いていて、深夜族に変わりはありません。それでも分析シートを見せられ、客観的に自分の状態を突きつけられ、このままではマズイ、ということだけは何となくわかりました。

ちょうどその頃、私には大きな悩みがありました。

それは、「徐々に太ってきた」というものです。

 

元々私はやせ型で、胃腸もそれほど丈夫でなく、食も細かったので、身長に対してのBMI値が18.5を切る「やせ型」の部類をキープしていました。しかし、文学学校に入り、授業後に飲み会に行くようになってあっという間に3キロ太り、それを戻すのにジョギングをしながら食事制限をして非常に苦労したことから、ずーっと食事制限を続けていました。

私が行なっていた食事制限は、「糖質制限」です。炭水化物を極端に減らすというもので、朝食は食べないか、グラノラなどのシリアルを少しだけ食べます。昼食にはまともな量の炭水化物、ご飯や麺類などを食べますが、夕食のときは、小さなお茶碗に半分ほどの量のご飯を食べます。炭水化物を制限する代わりに私が積極的に取ったのは、動物性たんぱく質と生野菜でした。そうやってバランス良く食べているつもりでいました。どうしても外食が続くと体重が増えます。そういうときは、週末にファスティングダイエットと言って、水以外、何も食べない断食を定期的に行なって体重を管理していました。

 

超深夜族ですから、生活が逆転しています。夜中に原稿を書いていると脳が活性化して、非常にお腹が空きます。

こんな時間に食べたら絶対に太るとわかっていながらも、「脳を使ってるんだから仕方ないわよね」とか「脳は糖質を欲しがっている」とか自分に都合のいい理由をつけて、深夜に甘いものを食べたりしていました。

時には、お菓子が食べたいために食事を制限するということもしたりしていました。

私の中では、1500キロカロリーを超えなければ、太らない、という以前、ダイエット本で読んだ知識の数字が脳に刻み込まれていて、その範囲でなら、何を食べても大丈夫だろうという考えがあったのです。

1500キロカロリーを越えて食べたと感じた時は、2、3日、食事制限をします。そうすれば、スーッと体重が落ちてきます。そうやって何年も自分の体重をコントロールしてきていました。ですから、生活サイクルが変わり、超深夜族になっても、そうやってカロリー制限すれば体重は増えないと思っていました。

でも、そうではなかったのです。

 

 

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