新年度になって、お子さまは学年が上がって新しい気持ちで毎日を過ごしていることでしょう。
親御さんは教科書や持ち物の名前付けに始まり、学年、クラスを訂正したり、提出しなければならないものがあったり・・
我が家は子供が大学生となり、そういう面ではすっかり手が離れまして楽になりました。
体力的にも精神的にも大変な時期は勿論ありました。
そのおかげか、元来割と我慢強い方なのですが、更に忍耐強くなったのではないでしょうか。
「子育て」じゃなく「子育ち」
この言葉を聞いてから特に「待つ」ことが出来るようになった気がします。
今満開の桜の花も 夏、秋を過ぎ、特に冬の寒さがあって初めて開花に向かうそうです。
実はレッスンでも「待つ」ことは大切なんです。
一昨日、昨日、今日の生徒さんたちがとても音が良く、しっかり楽器を鳴らせているので私はとても嬉しくなりました。
(ここまで来るのにどれだけかかったか(涙))
すぐに
「それ、いい音!」と伝えます。
そして
「今何に気をつけたのか?」とすぐ聞きます。
すると
「少し〇〇してみました」と答えが返ってきます。
「それで良いから、忘れないで」と私は言います。
このやり取りで、良い音を出した時の感覚を定着させたいのです。
知識を詰め込んでも、良い音は出ない。
ましてや叱りつけても、良くはなりません。
実はこれまで、厳しくて辛い思いをした生徒さんとの新しいご縁がありまして、思いをして新たにしたところです。
わかるように指導するのは、教える者として当たり前。
だってそのためのレッスンですものね。
そして、すぐ出来なくても「待つ」。
そして出来るまでは「同じことを最低50回は繰り返し言い続ける」がポリシーです。
子育て中は50回繰り返して51回目でようやく出来るようになった〜なんて事だらけです。
(実際は数えていませんが)
大切なのは発達段階に応じて!
受け止める相手に応じて!
生徒さんの間では「先生のレッスンは細かい」と噂されているようですがそれは褒め言葉として受け止めております。
(今日のケーキは🍰ご近所のアンジュのミルフィーユです)
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今日は生徒さんが発表会で弾く曲を貼り付けてみした。
バッハ作曲 ヴァイオリン協奏曲第1番