皆さまこんにちは、早いもので今年最後の日になってしまいました。
今年も健康で年の瀬を迎えられたことに感謝です
11月はデュッセルドルフの日本人学校の音楽の授業で、カルテットでの演奏と楽器についてのミニ講義や実際に楽器を体験してもらうミニワークショップをしてきました。
子供たちの集中力と興味津々の眼差しに、こちらの気分まで高揚してきて、全員参加型のとても楽しい授業になりました
他には定期演奏会があり、ドニゼッティの新しいオペラや、バレエが出てきたり…仕事以外では自動車学校に通い始めたり、とても充実した月でした。
定期演奏会のメインの曲として弾いたラフマニノフの交響曲2番は、桐朋時代に尾高忠明先生指揮の下弾いてたなぁと思い出が蘇ります。
仕事で弾いてると次から次へと新しいプログラムが来て、何を弾いたかも忘れていってしまいますが、学生時代にオーケストラで弾いた曲は未だに鮮明に覚えています。
学生オケの方が練習時間もずっと長いですし、今思えば真新しいことが多く、心持ちもだいぶ違った気もします。
そんな当時が懐かしい反面、あの頃に戻りたいという感情は一切湧かないくらい、苦い思い出も多かった気がします。
でもそれがあるから今があるのですが。
さてさて12月初めの定期演奏会は夫婦揃って降り番だったので、バルト海の見えるTimmendorfer Strandへ車で小旅行に行ってきました。
小雨が降ったあとの虹と、海カモメのお出迎え。
デュッセルドルフからは北へ470キロの、デンマークの国境も近い小さな街です。
夏場はドイツ人たちのリゾート地となるほど、知る人ぞ知る観光地なんですね。
帰り途中にあるブレーメン(↑写真は市庁舎)や、リューベックも少し寄り道して、とてもアクティブな日々を過ごしました。
さてさて、今夜は今年最後の仕事でバレエのガラ・コンサートで弾いてきます。
来年こそは日本の静かな趣のある年越しを迎えられたら良いなと思ってます。
どんな年になるのか、またまた波乱な予感がしますがその都度こうやってブログで報告させていただければと思います。
それでは、良いお年をお迎え下さい