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ここ数日、シュレッダーで紙物整理をしていますが、全然減らない。

45リットルゴミ袋2袋はいっぱいになったのに。

そして昨日も（仕事来てないので）紙物断捨離していたんですが、整理

してたつもりだった昔々（30年以上前）の手紙なんぞも出てきて、ちょっと

読み直しちゃったりなんかしたら、時間があっというまに経ってたり・・・・・・

主に友人達からの手紙がダンボールいっぱい。

30年以上前というと、パソコンも携帯ももちろんスマホもない時代だからね。

電話では言いにくいことや話せば長くなることは手紙だったんですよ。

まだ取ってたんだ・・・・・・・

悩んだけれど、そこに書かれてあることはいいことばかりではなく、悩みや心配事で

あったりもして、これって私が取ってても相手にとっては消し去りたいことや忘れた

いことかもしれないと思い、色褪せたはがきや手紙をやはり手放すことにしました。

みんな、悩んでた時代があったんだよね。

いまだに繋がってる人たちです。（疎遠になった子もちらほらいますが）

そんな中、二枚ほど亡き母からのはがきが出てきました。

年賀はがきの余りを使い切りたかったのかしらね。

昭和64年って（1月で終わり平成になった年）あるけれど、消印や内容から

どうやら平成3年にきたはがきのよう。

このマンションに引っ越してきて息子がもうすぐ生まれるって頃。

内容は

母らしい。

しかし、夢中になるものがないって・・・・・・私に言わせたらさんざん好きな

ことをやってきた人生だったと思うけれど・・・・・・

旅行も結構行ってたよなぁ。（幼い私を置いて）

バリキャリのはしりみたいな人やったし。

そしてもう一枚。

今度はワープロ文字

上達具合を見せたかったのか。

でも、誤字脱字を修正するところまではいってなかったのね。

（推敲はしたけど単に面倒だったのかも）

っていうか、私が添削したら「赤」がかなり入りますけど。（←意地悪）

もともと家電好きで新しいものに目がない人でした。

自分の身を飾るブランド物より新家電という感じで。（と言っても、着るもの

や食べる物の質は大事にしてましたが）

しかし、60の手習いでワープロかぁ。（正確には63くらいかな）

そして、70代でパソコンや携帯が普及し始めるとすぐそちらに移行し

ました。

パソコンを教えに電気屋さん？が家に来てたのを思い出しました。

そう言えば、確定申告をパソコンでやってた形跡もあったなぁ。（習いなが

らでしょうが）

今の60代70代なら、パソコンや携帯が扱えても不思議ではないけれど、

母は生きていれば92、3。

昭和一桁生まれの人。（しかもはじめの方）

まずわからないではなく、挑戦しようというのが我が母ながらすごいと思う。

しかも夜中まで勉強してたん？

そのバイタリティーをどうして受け継げなかったのか。

私は新しいことに挑戦するのがあまり得意ではありません。

したいけれど、苦手意識が先に来ます。

いまだってやりたいことはあるんですが、一歩が踏み出せない。

でも、このタイミングで母のこういうはがきを発見したのは何か意味がある

ような気がします。

挑戦しろと母が言っているのかも。

なんて思っていたら知らぬ間に涙が溢れてました。

あれほど確執のあった母（私が勝手に）でしたが、無性に会いたいと思い

ました。

今は本当に気持ちが落ちているから、余計。

考えたら、来月は母の13回忌の月。

なのに、ごめんね、帰れそうにないわ。

実家ももう売りに出してるしね。

帰るところもない。（買い手はついてないけど）

ここのところ娘と電話する機会が何度かあって

「私がお母さんを迎えられるくらい頑張るから。」

と言ってくれるんですが

「ありがとうね、でも、お母さん大阪好きなのよ～。友達も多いしさ～。」

って言うと

「もう！！」

って。

娘の本気度がわかるので、あまり深刻に答えられませんでした。

重荷にはなりたくない。

そうそう、息子の方は、式を今秋から来年に延期するそう。

まだ貯金が追いつかないと。（猫ちゃんにもお金かかるしね）

Nちゃん（お嫁ちゃん）や向こうの御両親も納得済だそうで。

ほっ。（こちらもちょっとありがたい）

ってか、そういうことちゃんと言ってよね。（これ、娘からの情報で

LINEで私が確認したという・・・・・・）

援助できないのが情けないなぁって思ってたら、友人が

「うちの子も自分達（の貯金）で式あげたよ。お祝いは渡したけど。

子どもが自分達でやるっていうんだからそれでいいんじゃない？」

って言ってくれて、気持ちが楽になりました。

娘達に至っては、式はあげないって決めてましたしね。

ま、多様性の時代ですし、そういうのもありかな。

私はあまり子供達に心配かけないように、また新しいことに挑戦して、

母の様に生きたいと気持ちを新たにしたのでした。なんてね。

母のはがきが気持ちを前向きにしてくれました。（あ、娘も）

感謝。

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母からの二枚のはがき