いつも不安で生きてきた

アラフィフみよちです



心の病みで真っ暗だった50年 


 

 

そこから一転

 

 

本質的な幸せを感じられる心を

取り戻すことが出来た


そんな私の過去のストーリー

を綴ったブログです








私、離婚してこの街に住んで数年…。歩いても行けるところにスーパーがある。いつもそのスーパーで買い物をしている。







数ヶ月前に、仕事が終わって買い物に行った。疲れて疲れて…。今日は絶対にお惣菜を買うって決めていた。半額になってるからか、ほとんど売っている物がない!だけど、ロースカツ2枚入りがあった。【良かった〜】っていつもの女性のレジに並んだ。





私のカゴの商品をレジで打っていたら、スーパーのおじさん(私より年下かも知れないけれど)がなんだか、業務の話(?)を女性に問いかけた。見ないでレジにバーコードを通していたのか、私の晩御飯【ロースカツ】がパックから何切れか、落ちていた…。





あ!っておじさんが気がついて、新しいロースカツを取りに行った。…だけど最後の一点だったのを私は知っていた!【もう無いはずだからいいです…】って断ったら、おじさんはとっても安く売ってくれた。女性のレジの人は良かったですね!って。




え!そんなに安く?いいんですか?なんて感じで三人で盛り上がってお礼を言って帰った。





はぁ良かった〜…。安くしてくれて。







…次の日、またスーパーに行った。そのおじさんもいた。お客さんと楽しそうに話しをしている。行く度にいつも笑って誰かと立ち話してたり、とにかく誰かとしゃべっていていつも笑っている。







私、ロースカツ事件からなんだか、そのおじさんを意識してしまって、避けて避けて避けまくった。レジもそのおじさんに行かないように、避けて、目を合わさないようにしていた。






私の心の中はインパラの様に『きゃー』って逃げまくっていた…。







なんだろう。なぜ親切にしてくれたおじさんを意識しているんだろう…。どうして逃げてしまうんだろう。


 



私は男の人が苦手…。だけど職場の数人の男性は全然大丈夫。







まさか!私って笑ってる男の人が好き?このおじさん、いつも笑ってるし。






え?






まさかこれって【恋】?






私は2回結婚した。だけど本心から好きな人ではなかった。好きどころか嫌いだった…。





私、反動形成で生きてきた。ほぼほぼ本心と真逆に生きてきてた。





私は父をとっても尊敬していた。【私の父はいい人です】って聞かれてもないのに言ってまわるほど。





そして、結婚してからもその旦那を【私の旦那はいい人です】って聞かれてもないのに言ってまわった。








でも【無意識】では大っ嫌いだった!その父のことが…だけど【意識】では大っ嫌いって認めれなくて、いい人だと思い込ませていた!






それにまったく気がつかず、父と同じ様な男を選んで結婚していた。





だから本当に好きとか、恋とかじゃなかった。






アラフィフだけどまだ、きっと本当の恋を知らないのだと思う…。







【好きなのに嫌いなフリをしている】






なんかよく聞く、反動形成の一例…!






これ?








いや、、、



なんか違う。








そうか…






私、小さい頃お祭りに父と行った。人混みがすごいから離れない様に父の服をしっかり掴んでいた。知り合いに会うたびに話しこむ、父…。お祭りなのに何も見れずにちっとも面白くもない。屋台の物も食べれない。待たされる…。






そうしているうちに間違って、若いお兄さん軍団の1人の服をつかんで歩いてしまっていた。つまりついて行ったのだった。





【あれ?間違えてない?】って笑うお兄さん軍団。






しばらくすると父が『まったく若いのが好きで』みたいにヘラヘラして来た。ずっとそれを笑い話にされて来たんだけど、、、。




なんだか50過ぎてもたまにフッと出てくる光景だった。なんでこんなにこの祭りの記憶が残ってるのかが、不思議だった。






【不快な感情】だったんだ。






おじさんが話しかけなければ、ロースカツは落ちなかった(笑)待たされたうえに、全部は食べれなかった。安くしてもらってお礼も言ったけど、なんか引っかかるものがあった。






お父さんが話こまなければ、私は違う人について行く事もなかった。結局お祭りは楽しくなかった。何も食べれなかった(笑)だけどお礼を言った。お父さんに。家に帰ったら【楽しかったんでしょ?お父さんにお礼を言いなさい】って母に言われた。









不快だったのに、お礼を言ってありがたいフリをした自分がイヤだったんだ。



 



そしてそのおじさんに父を見てしまったのかも。





他人といつも世間話して、ヘラヘラ笑ってる姿に父を見た。






もちろん、勝手に私が見ただけ(笑)






だからイヤでイヤでインパラの様に『きゃー』って逃げまくったのだと思う。


  



私、本心では父が嫌いだったから。





おじさんは何にも、気づいてないと思うけど…。





なんかごめんって心の中で謝った。




オバハンにずっと観察されて(笑)





でも解決したから、もう逃げも隠れもせずに普通にお会計をしてもらっている。あんなに意識したのが嘘の様…。







私は思い込みが激しい。また変な勘違いしなくて良かった(笑)おじさんも狙われなくて良かった、良かった!