スンギ&megの告白編…一応終わりましたが、meg目線で終わってしまうといつも思うんです。
最後はやっぱりスンギくんが締めてほしいな~って。
と言うわけで、番外編です♪
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彼女が腕の中にいる。
俺はこの腕の感触が、現実のものだってことをようやく実感した。
先生…?
ん?
(このまま離したくないんだけど…)
ちょっと照れくさくて、何でもない…と言うと
もう少しこのまま…
俺の言いたかったことをさらりと言われてしまった。
同じことを考えているのが可笑しくて、ふっと笑うと、
何?と顔を上げて俺を見る彼女。
今、俺も同じことを考えていたから…
ふふっ…ホント?
その時だった。
屋上のドアがガチャガチャと音を立てた。
誰か居るんですか~?
渋い男の人の声。
俺たちは反射的にパッと離れた。
でも暗いのをいいことに、手だけは離さないんだけど。
あ、管理人さんだ!と彼女。
ここ12時で施錠なの。
入口付近で顔だけ出してキョロキョロしているおじさんに
彼女は大きな声で呼び掛けた。
管理人さーん!
3階のmegです~~すみませ~ん!
すぐに出ますから~~~
分っかりましたぁ~
帰る時、声かけてくださいねー
はーい! ←meg
はーい! ←スンギ(笑)
…バタン。
ドアが閉まる音を確認すると、俺たちは顔を見合わせて笑った
あ~びっくりした!
ねー!
さぁ、教室に戻ろっか
え~~
…でももう遅いし…ね
今日のところはこれで我慢…
さっきからずっと繋ぎっぱなしの手をひょいと持ち上げた。
午前0時過ぎ。
俺たちはようやく屋上を後にした。
二人の記念すべき1日目はこうして過ぎていった。
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番外編終わり