4次元密度の世界で作られる新しい社会は、”愛国心”がベースに作られます。ここで理解して欲しい事は、偏った側面からのアプローチで形成された3次元密度の社会システムでは、この”愛国心”がコアの部分から履き違えられた状態で形成されていると、バシャールは話します。だからアンバランスな社会では当然アンバランスな情勢を産み、摩擦や紛争が絶えないというわけなのです。
摩擦や紛争は、まさに男性と女性のエネルギーのアンバランスを表しています。詰まり、これらの2つの波動を1つとして捉える事が出来ていなかった我々は、コインの裏側のみで社会を形成してきたのでした。もっと簡単に言うと、右脳と左脳があって1つの完成した脳であるのに、左脳だけで判断して行動してきた、というわけなのです。
国家という”くくり”は私達個人の集合体を表しているように、私達の社会にある摩擦や紛争は国民の一人一人が男性と女性の波動を1つに融合させる事で嘘のように消えてゆくでしょうと、バシャールは話します。しかし多くの人達は、本来あるべく”姿”を見つめる事が怖くてそれを認めようとしません。まるで自分の”力”が消滅していしまうのでは、と錯覚してしまっています。
本来ある完成版の貴方を強化して下さいと、バシャールは話します。貴方の心に迷いや摩擦があるのであれば、それは完成版の貴方から自分を分離させて引き離している、という事が言えるのです。右と左の脳をフルで使う事が出来るように、貴方の力をフルに戻して下さい。そうする事で、アンバランスであった波動はたちまち中心を戻し、全ての摩擦はキレイサッパリ消滅してゆくでしょうと、バシャールは断言しています。