庭球四十八手 その二 | 『高堂巓古 Officia Blog』
Sat, December 25, 2010

庭球四十八手 その二

テーマ:庭球四十八手

 庭球を恋人にみたて、四十八手をお伝えしたく候。




 【第二手】 グリップの愛で方。



 触ることは繋がることである。グリップは人肌 のように扱わなければ、野暮であろう。力みがあると、指とグリップの間に或る種の塊(かたまり)ができてしまい、おもしろくない。境界を消す心持ちで、優しく触れることが肝要である。



 少し指のことについてお伝えしておきたい。柔らかな動きに大事なのは、薬指である。薬指は、文字通り薬を扱うときに用いる指で、貴重なものを触るときに動かす。大概の方は、人差し指を中心に物事を動かしてしまいがちであるが、人を指してみたところで、結局、己の人生は動かない。庭球の場合、人差し指はラケットヘッドが下がらぬように添えるだけである。

『庭球四十八手』

イメジ写真としては、上のようになる。人差し指の側面と掌の付け根だけでラケットを支えた情態で、薬指を曲げた容がよい。 が上手に持てる方は、庭球も色恋もたしかである。フォークが持てても、意味がない。前者は薬指を使い、後者は人差し指を使う。


『庭球四十八手』-photo.JPG




 庭球コーチは、選手のグリップを視るとき、まず柔らかさに注目する。その柔を生みだしているのは、人差し指と中指の である。間抜けもよくなければ、間のびもおもしろくない。庭球や色恋にはちょっとした間が、良薬になることもあるのではないだろうか。

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