あなたは日本の英語教育を、どのように思われていますか?
中学生の頃から、なんとなく疑問に感じていたことでした。
大人になって、そのことを考えるように読み漁りました。
新井紀子の『AI vs. 教科書が読めない子供たち』は衝撃でした。
日本語の文章が理解できないという教育現場の声が、ここにあります。
そのような状況なのに、英語教育の優先されているのは、疑問です。
英語の統一試験よりも、日本語の理解力を全国的に高めることが、
とても重要と思っています。
津田幸男の『日本語防衛論』は、今の日本社会への大きな提言です。
p51 第三章 英語が格差を生み出している
英語が「上位言語」、日本語が「下位言語」
p122「日本では日本語を使う」という当たり前のことをやろう
GEの経営者だったジャック・ウェルチの伝記を読んだ時、
「語学堪能者を優先に採用したことがあったが、失敗だった」は、
何を意味しているのでしょうか?
語学能力、商才、コミュニケーション能力、人間性、リーダシップなど、
それぞれの分野の能力には違いがあるということです。
(1935~2020/84歳)
成毛眞の『日本人の9割に英語はいらない』は、強烈なタイトルです。
世界を相手のビジネスマン、学術研究者、芸能人、スポーツ選手など、
職業的に必要な人は、学校教育以外で、学んでいるのが実情です。
今、ポケトークがあるしね。
珠算から電卓へ、そして、英語学習からポケトークへかも。
スマホにポケトークが内蔵される時代が来るかも。
言葉を理解すると、思考力が深くなる。